2002.12.08   ベルト・バックル

制服のズボンにいつも使っているベルトは、以前真鍮で作ったものだが、
そろそろ新しいものを作ることにした。

私は仕事には安っぽい布ベルトを使っている。

立っている姿勢で丁度良いベルトの長さのまま座ると、ウエストが圧迫される。
特に食べた直後はかなり苦しくなる。
反対に座った姿勢で丁度良いベルトの長さだと、立ったときユルユルだ。

ベルトでウエストを圧迫した姿勢で長時間座っていたり、
その姿勢でセキやクシャミをすると腰にくることがある。
腰痛持ちの私だが、これは良くない、と、あるとき気がついた。

そこで、ベルトをゆるめたり、きつくしたりするのが容易な布ベルトを使うことにしたわけだ。

でも、200〜300円のこのベルトを、そのまま仕事に使うのは気が引ける。


ベリト・バックルの部分だけ取り替える作戦で、今回は作ってみることにした。


分解したところ。
写真の上のパーツを作ることにする


真鍮の板を切り取る。


サングラスのケースを作った要領で、ゆるいドームの形状を作る。


バックルの側面のパーツを作る。

真鍮の板にフリーハンドで大体の形状を書き(油性マジック)、糸鋸で切りぬく。


上は使用前の糸鋸の歯
下は使用後の糸鋸の歯


切り抜いたパーツをロー付けすれば、ほぼ出来上がり。


糸鋸で切り抜いたパーツをヤスリで整形する。
ツメがピッタリ合う形に整形して、倒して留めれば完成。