2003.07.16
ハイローチェア 自動揺らし機
YAHOO オークションで 100円 ゲットした、古い洗濯機のモーターを使用。
まず、このモーターの回転数が知りたい。
26インチの自転車(ママチャリ)のスタンドを立て、
後輪をモーターについているアルミのプーリーに接触させてスイッチをONにする。
タイヤにマーキングをしておけば目で回転数をカウントできる。
ストップウォッチで1分間のタイヤの回転数を計る。
自転車のタイヤ(26インチ=66cm)とアルムのプーリーの直径(10cm)の比率と
タイヤの回転数から、モーターの回転数が分かる。
測ってみるとおよそ 1800RPM(1800回転/分)だった。
60〜90RPMまで回転数を減速させたい。
モーターの軸は直径1cm。
1800÷90=20 1800÷60=30
直径 20cm〜30cm のディスク(円盤)が欲しい。
たまたま家にあった円盤状の砥石の直径が20cmだったので、これを使うことにした。
鉄製のモーターの軸に直接砥石を接触させても滑るだけだ。
砥石の外側に丈夫なゴムのベルトをはめれば良いはず。
ホームセンターで購入したのは、
ゴム製のベルト(左上) (500円)
洗面所のタオルかけにつかうパーツ 2個(右上)(270円/個)
ベアリング 2個(左下) (450円/個)
砥石の真ん中にはまるプラスチックのパーツ(右下)(120円)
自宅にあった円盤の砥石を使って作ってみることにする。
砥石の周りに買ってきたゴムのベルトをはめる。
ゴムベルトの内径が砥石の外径より少し小さいものを伸ばしてはめる。
ベアリングの外径が 0.5mm タオルかけのパーツの内径より大きかったので、
ヤスリで削ってはめる。
砥石の中心にプラスチックのパーツをはめ、そこに径
10mm の真鍮棒を通す。
ただ通すだけだと軸となる真鍮棒と砥石が滑ってしまい、
モーターからの動力が軸に伝わらないので、
プラスチックのパーツ内にちょっとした加工がしてある。
ベアリングの内径も 10mm なので、真鍮棒はそのまま通る。
モーターの軸を直接ゴムベルトに接触させる。
ある程度の摩擦がないと滑ってしまうので、タオルかけのパーツの位置決めに注意。
モーターの軸に最初からついていたアルミのプーリーを加工し、穴を開けた。
水色の棒はホテルから持って帰ってきた、備え付けの歯ブラシの柄。
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