(食前、食後のヒトは後で読んでください)

2008.08.01

プールに行った。
和式のトイレに入った。
お尻を拭いてあげるので、一緒に入る。

「あっ、Cや。」(息子)
「しぃー?」
「あ、やっぱ、Gや。」(息子)
「じぃー?」

なんのことだろう?

息子の股の下を見ると・・・・、ぶっといウ○コがとぐろを巻きかけ「C」を形作り、
その上に、小さいのがポチョッと、Cの端にうまいこと直角に落ちていた。
ほんとだ、Gだっ!
ってか、でっか!!
こんな小さい体から、どうしてこんなでっかいウ○コが出てくるんだ?

大食漢なので2歳でファミレスのキッズプレートをペロリと平らげ、
今や、大人の一食分を普通に食べる。
だから出るものの量も半端じゃない。
父ちゃんも負けそうだ。



2008.08.02

夕飯後、父ちゃんは2階の My トイレへ向かった。
(2階のトイレは誰も使わないので、私が使うようにしている。)
食べ過ぎると、すぐ、ウ○コがしたくなる父ちゃん。
My トイレだからドアはいつも開けっ放しだ。

1階で息子の声が聞こえた。
「ウ○コぉーーーーっ!」(息子)
トイレに行くときは、必ず宣言する息子。

(注 : 我が家は、1階のトイレの真上に2階のトイレがある。)

「お゛ーーーーい! ウ○コ落とすぞぉーー!
 今日のは、メッチャ臭っくて、ドロドロだから、頭にかからないように気をつけろよぉーっ!」
「おちてこーーへんでーー!!」(息子)
「まだ、出てないから! あっ! 今、出る! 出たっ!! 落ちるぞぉーー!」
「ぜんぜん、おちてこぉーーへんでぇーー!!」(息子)
「おっかしいなぁ〜〜。」
「てんじょうあるから、だいじょうぶやし。」(息子)

しばらくして、息子が大声で叫んだ。
「おわったぁーーーっ!」(息子)
「自分で拭いてから呼びなさい!」(妻)

「おわったぁーーーっ!」(息子)

しばらーーくして、私も怒鳴ってみた。

「おわったぁーーーーーっ!!!」
「ア゛ホォ゛ーーッ!!」(妻)

やはり、妻は私のケツは拭いてくれなかったのだった。



2008.08.03

関空 → 那覇 → 長崎 → 中部 → 福岡

長崎で中空きがあった。
コパイがいないなぁ、と思ったら、ターミナルでうどんを食べ、
ついでにクルーのみんなに、と、カステラを買ってきてくれていた。
本来なら私がクルーに買ってあげなければいけないところだ。
すまんのぉ〜。
長崎はカステラで有名だが、
土産品に全く興味がない私は、長崎のカステラを食べたことがない。
甘いものを自分で買って食べることもない。
初めて食べた長崎のカステラ。
しっとりしていておいしかった。

「カステラの下の方の茶色い、ザラメみたいなとこ、あそこがウマイんですよね。」(コパイ)
「わかる、わかる。 薄い紙を剥がして残ったところ、ナイフで薄く削ってペロペロしたいよね。
 このカステラならパン一斤分ぐらい、ペロッといけそう。 おいしかった。 ごちそうさま!」

中部発福岡行き。
空気が澄んでいたせいか、20,000feet を越えてすぐに、左手にさそり座と天の川が見えた。
天の川は本当に空気が澄んでるときに 30,000feet を過ぎるときれいに見えることが多い。
それが 20,000feet 辺りから見えるなんて珍しい。

「最近、流れ星、見てる?」
「全然、見てないです。」(コパイ)
「だよねぇ〜。 B3はA320に比べて窓が小さすぎるよね。」
実際に面積を測って比較したことはないが、イメージ的にはB3はA320の2/3程度だ。
「それに、B3はテーブルがないから肘をつけないので、前傾姿勢になることがないんですよね。
 ほら、A320ではこうやってテーブルに肘をついてアゴをのせ、
 下から上を見上げるように外を見ることができたじゃないですか。」(コパイ)
「そうそう、その姿勢にならないと、空の上の方は見えないもんね。
 (その姿勢をとった場合のA320と、普通に座った状態でのB3と、窓の外の見える範囲は、4倍は違うと思う。)
 そっち側、何か見える?」
「北斗七星が見えてます。」(コパイ)


通常、中部発福岡行きはビジネスマンばかりだが、今日は日曜だったせいか、
中部で飛行機に乗ってくるお客さん達、ほとんどが観光客っぽかった。
夜の便で寝てる人も多いだろうから、本当はアナウンスを入れたくなかったが、
あまりにも星空がきれいだったので、遠慮気味にアナウンスを入れることにした。

「おくつろぎのところ、またお休みのところ、大変恐縮ですが」 と前置きしたので、許してくれたかな・・・・。
右手に北斗七星、左手にはさそり座、その尾の部分から白く天の川が斜め左上に伸びているのがご覧になれます、
みたいなアナウンスを入れた。

見えた!って喜んでくれたお客さん達が多数いたことを、後で客室乗務員(CA)さんが教えてくれたぁ♪



2008.08.08

家の近くでアシナガバチの巣を見つけた。
アシナガバチの巣って、空の状態のものはたまーに見つけるけど、
ハチが子育てしている最中のものは見たことがなかった。
ハチの子を見てみたい。

息子を呼びに家に帰った。
殺虫剤と竹の棒を持って蜂の巣に戻った。

殺虫剤を吹きかけると蜂が多数、飛び立ったので、息子と私は即効逃げた。
数分して戻ると、地面に死骸が多数あり、巣には生きた蜂はいなかった。
そこで、竹の棒で突っついて巣を落としてゲット。

家に持って帰り、ピンセットでほじくって遊んだ。
息子はかなり興奮していた。
やっぱり男の子はこういうの、好きなんだなぁ。




学生時代に、友人の父に半強制的に食べさせられた生きたままのミツバチの子は甘くておいしかった。
ミツバチだったら息子にも食べさせるのだが、アシナガバチはミツで育ってないはず。
食ってくみるか?
イヤ、やめとこう。


数日後、巣のあった場所を通りがかりに、その方向に視線を向けると・・・・、
多数のアシナガバチの成虫が、その場所に群がっていた。
ごめん。
もう一回、別の場所に作り直してくれ。

気の毒なことをした。



2008.08.17  夏休みの課題(工作編)

B3がA320と違うところで、困ることは山ほどあるが、一番ツライのはコックピットの広さだ。

B3は、あまりにも狭すぎる。
座席の横、窓までの距離が異様に狭いため、
各空港のチャートが収納されている厚さ7cm程のA5サイズのバインダーを広げて置くスペースがない。
ジェプセンのバインダー
座席の後ろに、A320ならヒトが一人横になれる程のスペースがあるが、B3は全くない。
A320の場合、ステイバッグは大きさを問わず最低4個はその辺の床に適当に放置できるが、
B3は一定のサイズのカバンを2個入れる場所がかろうじて確保されているだけだ。
立てるスペースは、約60cm×60cmの床、兼、通路、兼、出入り口、兼、ジャンプシートのスペース。
つまり、収納式のジャンプシート(予備座席)を組み立てると、足の踏み場もないのだ。
靴底ペッタリくっつけた状態で立てるスペースは、A320はB3より4、5倍広いように思う。
(正確に測ったことはない。)
でも、以前見たB767のコックピットは、A320よりもずっとずっと広かった。

これから長距離国際線にも乗務する可能性がある。
天井までの距離、窓までの距離、隣に座っている人までの距離、座席後方の壁までの距離。
座っているだけで、全方位、圧迫感満点のコックピット。
まいった・・・・・。

そんな中でも、一番困るのは、チャートが収納されている分厚いA5サイズのバインダーの置き場所だろう。

出発便の場合、エンジンをかけた後、どう地上を走行し離陸滑走路へ向かうか。
離陸後、航空路に会合するまでどう飛ぶのか、等、全て「チャート」を見ながら確認する。
また、着陸空港へ向けて降下する経路、着陸のための進入方式、
着陸を中止して上昇する場合の進入腹行の経路、着陸後、駐機所まで向かう地上走行経路も「チャート」を見ながら確認する。
(最新鋭の飛行機でコックピットが広いと、それらのチャートは電子化されディスプレーに映し出される場合もあり、
 その場合は紙のチャートを確認しなくても良いらしい。)
(コックピットが広ければ、チャート用のディスプレイを機長用、副操縦士用に、左右に1個ずつ装備できる。)

A320の場合、チャート用のバインダーを広げっぱなしで置くスペースが座席横にあったし、
記載されている内容を確認するときは、テーブルを引き出し、その上に置くことができた。
(A320は操縦桿、サイドスティックが横にあり、正面には何もないので代わりに収納式のテーブルが装備されている。)
B3はA320と違いお腹の前に操縦桿があり、座席を後ろに下げなければチャートを太ももの上に置くことができない。
(もちろん弁当も)
両足(靴底?)はラダー(ペダル)の上に置いてある、もしくはいつでもラダーを踏める位置に置いておきたいので、
バインダーを太ももにのせて読むために、座席を下げたくはない。
どうやって分厚いバインダーを広げ、沢山のチャートを確認すれば良いのか?
どうにもならないのだ。
操縦桿に用意された紙バサミと、窓枠に用意された紙バサミ、合計2箇所は確保されているので、
2枚のチャートをはさむことができる。

ところが、地上走行用に2枚のチャートが必要な空港もあるし、
アプローチ手前の経路用のチャート、進入用のチャートもある。
天候が悪化したり、風が変わり滑走路が反対になったりすると、
進入方式が変わることもあるし、そうするとアプローチ手間の経路用の別のチャートも必要になる。
進入開始後、サークリングをしたり、ビジュアルアプローチに変更されれば、
空港周辺の地図が書いてある別のチャートもそれぞれ必要になる。
そのほか、各空港独特の決まり等が記載された書類もある。
それらのチャートや紙の全てを2箇所の紙バサミにはさむのは、どう考えても無理だ。
エアバスのようにテーブルさえあればどーってことないのに・・・・。

副操縦士を見ていると、みんな工夫して何とかやっているが、やっぱりどこかに無理、無駄がある。

あと20年近くB3で飛ばなきゃならない以上、数十ページのチャート類を出しっぱなしにしておき、
必要なときに片手でページをめくることができる、そんな便利グッズを作ろう!

前置きが長くなったが、
2、3空港分のチャートをはさみっぱなしにできるバインダーの製作をすることにした。

パイロットが持ち歩くバインダーは7穴で、とても珍しい。
ジェプソン社のバインダーだ。
そのバインダーは高価だし、試作品を作るためにちょん切ったりするのはもったいない。
それに、B3の窓側の紙バサミの構造上、重さが軽くなくてはならないので、
どっちみち頑丈で重いジェプソン社のバインダーは使いたくない。
そういうとき、まず向かうのは100円ショップ。

念頭にあったのは、6穴のシステム手帳だ。
105円のものと、315円のものがあったのを覚えていた。

ジェプソンのチャートを一枚携行してダイソーに行った。
6穴が等間隔のA6サイズの100円システム手帳は、ジェプソンの7穴の真ん中3つと同じ間隔だった。
オ゛ッ! これは使える!
次にB6サイズの315円システム手帳をチェッキラウト。
B6サイズも6穴だが、リング3つが等間隔で上下に少し隙間がある。
そこにジェプソンの7穴を合わせると・・・・・・、
オ゛オ゛オ゛ーーーーーッ!!
なんと、4つのリングが一致したのだ。
これは完璧だ。
試作品を作るのに失敗するかもしれないので、2つ購入した。

 

システム手帳の金具の部分をはずし、必要な4つのリングを残し切断する。




↓家にあった、ずっと昔に100円ショップで買った使ってない2穴ファイル↓


適当な大きさにカッターで切る。
リングの太さに合ったドリル(2.5mm)で、1つのリングに対し穴を4箇所開ける。
2箇所の穴をカッターで切ってつなぎ、横に長い穴を作る。

  

裏に窓枠に引っ掛ける折り返しをつける。
2枚の板を合わせ、針を火で熱してブスブス刺していくと、くっつく。

これで一通り完成。

ジェプソン・チャートをはさんでみると、リングが4つしかないためと、チャートの穴が大きいせいとで、
紙の自重で斜めに垂れ下がってしまうことが判明。(当たり前か・・・・)
そこで、プラスチックの板にハンダゴテで穴をあけ、写真パネル用のビス(ネジ)を差し込んでみた。
これで紙が斜めに垂れ下がらなくなった。

たくさん紙をはさむと膨らみ、ビスの上まできてしまう。
そうすると、やはり、紙が垂れ下がるので
システム手帳についていた磁石をはずし、紐を通してリングに結びつけて重しにすることにした。
紐は細い方が良いが、切れにくいものがベター。
屋外での工事に使う黄色い紐を使うことにした。
(庭にレンガを敷く時に水平を計るために過去に購入したものを使用)

 

でっきあっがりぃ〜〜〜♪

↓↓B3のコックピットの窓枠にあるチャートをはさむ紙バサミに、実際に装着したところ↓↓



← 背面の引っかかり部分

(仕事じゃないときに、使われてない飛行機で撮影しました。)

実際に使ってみて、なかなかのデキに満足。
でも、もうちょっと改善の余地がありそう。
新たに試作品を作る予定。

後日、ホームセンターに行ったら、
リングがしっかりしたもっと質の良いシステム手帳が400円で売られているのを発見。
ガッビーーーン・・・・・・・・・・。
仕方なくもう一つ購入したのだった。



2008.08.24

昨日は伊丹の花火大会が予定されていた。
事前に知っていたので、7月中に休みを入れていたが、
あいにく昨日は雨で花火大会が流れてしまった。
ショートメモリーの私だから、
その花火大会が今日に変更になっていたことを、すっかり忘れていた。

長崎で中部行きの便の飛行計画を受け取るとき、航空情報を確認すると、
伊丹空港のILS32L、サークリング32Rの最低気象条件が変更されているのを見つけた。
なんでかな・・・・・、と理由について読むと・・・・・、
花火?
ふーーーん、、、、、、
あっ!、昨日の花火が今日になってたんだっけ。
そうそう、妻と息子は見に行くはず。
毎年の行事になっているのに、今年は行けなかったなぁ。
妻の友人がルーフバルコニー付きのマンションに住んでいて、そこから花火が良く見えるらしく、
今年はその友人に家族でよばれていたのに、残念。

中部に到着し、時計を見ると19:30。
ぼちぼち妻と息子が寝る時間。
その前につかまえないと。
自宅に電話した。
誰も出ない。
風呂か?
あっ!、今日は花火大会だっけ。
花火が終わってから風呂入るって言ってたな。
ってことは、もう家を出て、今頃、友達の家でパーティーか?

中部から福岡へ向けて離陸した。
「今日は花火、多いですね! 見える範囲内、3箇所でやってますよ。」(コパイ)
ほんとだ。 きれいだなぁ〜。
ん? そう、そう、今日は伊丹の花火大会だったけ。
ここで、再び花火大会について思い出した。
なんでこんなに忘れっぽいのだろう?

福岡に到着。
21:30。
今日は花火大会。
ショートメモリーの私でも、さすがに覚えていた。
もう家に帰ったかな?
まだ、起きてるかな?
今、風呂かな?
電話した。
誰も出なかった。

ま、いっか。

そのまま寝た。



2008.08.27

息子が、アシナガバチの巣のあった場所を見たい、と言うので、一緒に向かった。
ありゃぁ〜?
同じ場所に、まーた、巣を作ってるの?
この前はごめんなぁ。



「あのスがおおきくなったら、また、とろうな。」(息子)

また、捕るの?
可哀想じゃないかい?
どーしたもんかなぁ?
教育上、良くないかな?
でも、子供だったら、それぐらいは平気でするだろうな。
自分が子供の頃だったら、間違いなく、何度でもやるだろうな。

可哀想、可哀想じゃない、の線引き、教えるのって難しい。



2008.08.31  夏休みの課題(動物編)

今年の6月にシマヘビを捕獲したときは、逃がしてあげた。
ヘビを飼う、なんてこと考えてもみなかったからだ。
でも、よくよく考えてみれば、うちの近所には田んぼがあり、
たっくさんカエルがいるわけで、ヘビのエサには事欠かない。
やっぱ、逃がさないで飼えば良かったかなぁ〜。
実は、だいぶ長いこと後悔していた。

私は息子に悩みを打ち明けた。
「シマヘビ、逃がさないで飼えば良かったかなぁ〜。」
「また、とったらいいやん。 そしたらかおう。」(息子)

去年までは田んぼだった場所で、今年は全く耕されていない場所がある。
幅30cm程度の細い用水路はまだ残っていて、
もと田んぼだった場所から用水路にかけて雑草がボーボボだ。
息子と虫取りの帰り道、何気なーく雑草の向こうの水路を覗き込むと・・・・、
あ゛っ! ヘビだっ!
頭は見えないが、模様からして間違いなくシマヘビだ。
結構、長いぞ。

口に人差し指を縦にあて、シー、の格好をしてから、小さな声で息子に言った。

「ヘビだ、ヘビ。」
「どこ?」(息子)
「そこの用水路んとこ。 雑草の隙間から見てみ。」
「ほんまや。 とろう、とろう。」(息子)
「なんか棒切れないかな。」

シマヘビは毒をもってないことは知っているが、あまり咬まれたくはない。
首んとこを押さえつける棒を探した。
あった、あった。
息子は目を輝かして、ワクワク感、丸出しだ。
これは捕り逃すわけにはいかない。
しかも今日は31日。
夏休み、最終日だ。
万が一、これを捕り逃したりしたら、後悔の嵐で立ち直れないかもしれない。
慎重に、慎重に・・・・。

いち、にの、さんっ!!

ヘビの首の近くに棒を押し付けた。
ヨッシャーーーッ!!!!
ヘビ、捕ったどぉーーーっ!!!!

なっがっ!
それにしちゃ、頭、ちいさっ!
「首に巻く?」
「まく、まく!」(息子)

家に連れて帰って、長さを測ると、1.3mもあった!
スッゲェ〜。
父ちゃん、だーーい興奮。

いったっ!
咬まれた。
あ、でも、大したことないな。
ちょこっと針が刺さった感じより、ずっと痛くない。

「かまれたの?」(息子)
ちょびっと、心配そうな表情の息子。
「そうなんだ。 咬まれちゃったさ。 父ちゃん、死ぬかもよ。
 あと1時間して生きてたら、このヘビ、やっぱり毒がない、ってことだな。」
「そうやな。」(息子)
「それほど痛くないよ。
 ザリガニに指をはさまれるよりは痛くないから、咬まれてみる?」
「・・・・・・・、イヤや。」(息子)
オマエ、今、一瞬、どうしようか、考えたろ?



妻が図鑑(以前、粗大ゴミDAYに拾ったもの)で、シマヘビの飼い方を調べてくれた。
意外と小心者で、慣れるまでに1、2週間もかかるらしい。
それまで、エサ、食べないの?
ふーーーん。
で、木で小屋を作ってあげると落ち着くんだ。
ふーーーん。
めんどいなぁ〜。
拾ったモノや箱、捨てずに保管してある数々のガラクタを思い出しつつ、頭の中でサーチ。
この体型に合う木の箱はなさそうだな・・・・。
100円ショップで何か売ってるかなぁ。
ま、小屋は当分なしでいいさ。

よしっ!
大きめのツチガエルを捕りに行こう!

ツチガエルを3匹、田んぼで捕まえ、
シマヘビの入ったプラスティックのケースに放り込んだ。

数時間後、ケースを覗くと・・・・、カエルがいないっ!
はやっ!
食ったな、オマエ?
ビビリィの小心者で、1、2週間はエサ食べないんじゃないのか?
もう、小屋なし、決定。

ヨチヨチ、なでなでするため、ケースの入り口を開け、手を入れようとすると、
ビーーーン、と音を出すではないか?!
げっ!
シッポから10cm程度を振動させている。
そこがケースの底に当り音を出しているのだ。
オマエ、本当はガラガラヘビなんじゃないのか?

いたっ!
また、咬まれた。
ビックリして手を引き抜いたとき、ケースの入り口で手を切った。
血が出た。
「それ、かまれたあと?」(息子)
いや、いや、違うから。
心配しなくても大丈夫だぞぉ〜。

こうして、父ちゃんの夏休みが終わったのだった。