2011.10.01

1997年に伊丹へ越して来てから、マウンテンバイク、MTBを2台乗り換えている。
過去の日記を調べたら、2003.09.10 に登場していた。


その次に自転車の写真が登場するのは 2007.05.23 で、今乗ってるMTB。
前輪にカゴを付けて喜んでた頃の写真。

(『ナオさん、ついに壊れた』っていうコメント、貰ったっけ・・・ o(^▽^)o )


雨ざらしで放置してるから、最近錆びがひどくなってきた。
油をさす以外、全く整備していない。
そのわりに良く走る。


去年の秋、ちょうど私の誕生日の前日だったかに、
燃えないゴミの日に、近所でダンロップ製の前後ホィールが捨てられているのを見つけた。
なかなか程度がよかったので、自宅に持って帰り、即効穴が開きまくったチューブを直した。
タイヤを履きかて私のMTBに取り付けた時は、ものすごーく嬉しかった。
神様からの誕生日プレゼント!と言ってはしゃぎ、妻に呆れられた。
でも、それぐらい嬉しかったのだからしょうがない。

先日はイメチェンのため泥除けつけてみよう、と思いついた。
これまた捨ててあったママチャリ用の泥除けを加工して、くっつけてみた。
支柱が長すぎたので折り曲げて調整。
ボルトを取り付ける穴がでかすぎたので、グラインダーで切ってペンチで曲げて加工。
お、これ、なかなか使えるじゃん。



ネットで¥2000弱のセンタースタンドを見つけたので買ってみた。(送料込み)
うん、これもなかなか使い勝手が良さそうだ。


          ↑↑before   ↓↓after


いろいろイジってイメチェンを図るも、なにか釈然としない。

うーーん、なんでかなぁ〜〜。。。。
こんなに見た目を変えたのに、どうして気に食わないんだ?
確かに、チェーンが固まってるところがあって時々歯車が飛ぶこともあるし、
錆びもけっこうきてるし、ブレーキワイヤーの調整も必要だし、
タイヤのひび割れし始めてる。
あちこちに不満はあるけど、どれも直すことは可能なはず。

あ゛あ゛あ゛ーーーーーーっ!!!!!
もうっ!!

新しいバイクが欲しいっ!!

そうなのだ、最近、妙に新しい自転車が欲しいのだ。

初代のパナソニック製のMTBをゲットした頃は、ネットは接続し放題ではなく、
通信費がデータ量に比例してたから、ネットサーフィンはしていなかった。

2代目のMTBをゲットした頃はYAHOO BBだったけど、
ヤフオクで中古品を探す、という知恵が働かなかった。

今の私は随分成長した。
ネットサーフィンもするし、必要なモノは『買う』ことができるようになった。

そんなこんなで、ネットでMTBやらクロスバイクやらロードやらを検索しまくって、
ますます欲しい気分になってきた。
何年、何十年もスポーツバイクを買おうと思ったことがないから、
探したこともなく、その進化に驚くばかり。

ママチャリにはアルミ製のフレームがあることは知ってタケド、スポーツバイクにもあるんだ?
何々、チタンフレーム?、カーボンフレーム?
総重量が8kg台? ゲッ、7.8kg?!?!
私の知ってる時代は10kg切ってるロードはなかった気がする。
スゲー、スゲー、しかも超たっけぇーー!?
ふむふむ、私の知ってるブレーキは、かんちきブレーキ、って言うんだ。
今はVブレーキが主流なの?
これ、初めて見たとき、「かんちき」の偽者で、安物自転車についてると思ったっけ。。
ディスクブレーキもあるのね?
格好いいなぁ〜。
機械式と油圧式があるんだ?
輪行で車輪を外す時にパッドがくっつかないように注意?
ひっくり返すとエアーが入る?
もう、意味わかんない。
これ、自分で調整できるかなぁ〜。。

うぇーー、折りたたみ式のミニベロも、超かっこえぇぇーーっ!!

DAHON って初めて聞く名前だなぁ。
16万円?!
たっけぇ〜〜〜。。。。

何で最近のMTBにはフロントにサスがついてるんだ?
ついてないやつ、ないじゃん?
あれ、重そうだからいらないんだけど。。。
必要ないよね?
あ、それで、フロントサスがついてないMTBっぽい自転車で
「クロスバイク」っていう新しいカテゴリを作ったのか。
そっかぁ、、でも、サス、ついてるのも格好いいよなぁ。
前だけじゃなくて、後ろにもついてると、なお格好いいけど、総重量がやっぱり重い。
でも、乗ってみたいな。
前後にサスがついてて、高級油圧式ディスクブレーキで、
しかも軽くてデザインの美しいやつ。

GIANT、TREK、SCHWINN、なんか見たことのあるブランドだ。
フレームに書いてあるっぽい雰囲気だ。
この、CANNONDALE っていうブランド、スッゲェ格好えぇ〜〜。

偉くたっかいけど、デザインが美しい。
ん?
なんか、この写真、変だよ。
フロントフォークが、、、片側にしかないっ?!

ウッソ?!
これ、大丈夫なの?
へぇーーー、右側だけ、左側だけ、って2種類のフレーム作るのコスト高になるんじぁないの?
ふぅーーーん、「Lefty」 っていうんだ?
ってことは、左側フォークしかないんだ。。
なるほど。
イヤー、キャノンデール、いいわ。
しかも軽いね。
よし、これにしよう。
キャノンデールのMTBに決めた!
イヤ、やっぱ、、、高級過ぎるから無理か。
どうせ我が家は自転車は雨ざらしだ。

うーーーん、、、キャノンデール、格好いいなぁ。
MTB以外に、クロスバイクもあるのかな。
お、あった、あった。

オ゛ッ!
これ、かっこえぇぇぇええーーーーーっ!!!


BAD BOY って言うんだ。
スッゲェなー。
これは Lefty より、普通のフォークの方が好きだ。(写真下)
街乗りにディスクブレーキは必要ない。
しかも安い。 79,000円!
(本当は「高い」のだけど、何十万円もするバイクばかり見ていて感覚が麻痺している。)
これなら私でも買えそうだ。
で、重量は10kgぐらいかなぁ〜〜。
調べてみると、、、、、11.8kg?
別に軽くはないぞ。
やっぱ、いらんか。


他にもつや消し黒のチャリんこ、ないかな?

お゛っ、あんじゃん、あんじゃん。
HARO MAXWELL かぁ〜〜、カッコイイなぁ〜。


お゛っ、またあった。
GIANT SEEK R1 かぁ〜〜、カッコイイなぁ〜。


マットブラック、いいんでねぇ〜の?

あぁぁーーー、もーーーーー、どうしよう?
どれにしよう?

待てよ?
BAD BOYも、MAXWELLも、SEEK R1も、マットブラックであること、
つや消しの黒、ってとこが美しさをかもし出してるんじゃないのか?
だって、デザインが斬新なわけではないもん。

よしっ、今乗ってる MTB をつや消しの黒に塗装しよう!

早速、コーナンへ向かった。
コーナンブランドのつや消し黒のスプレーをつや消し¥198でゲット!


細かいパーツを外して・・・・
ちょびちょびスプレーして、完成!




組み立ててみると、、、
おぉぉぉーーーーっ!!
いいじゃん、いいじゃん、いいじゃーーーん?
なかなかグッドだ。

                     ↑↑before   ↓↓after


「ひらがなで 『きゃのんでーる』 って書こうかな?」
「『きりんすまっしゅorきりんれしーぶ』 にすれば?」(妻)
(キングオブコント2011 2700 キリンスマッシュorキリンレシーブ)

体重計を持ち出して重量を計測してみた。
約13.4kg!
車体はクロモリのはずだから、年代物のわりには良い方か。
もうしばらくこいつに乗ることにしよう!

あぁぁぁーーーー、、、でもなぁ〜〜〜、、、やっぱり釈然としない。
なんか、自分のことだまそうとしてないか?
自分に正直になってない気がする。
ほんとは、欲しいんじゃないのか?新しいバイクが。
そうだ、そうだ、そうだぁぁぁあああーーーーーっ!!!!
中古でもいいから新しい自転車が欲しいのだ。
いつかきっと買うぞぉぉおおー〜ッ!!
待っとれぇぇえええ〜〜〜〜、はぁぁぁ〜〜〜〜・・・・・・・・・


あ、そうそう、キャノンデールのLefty、Rightyで思い出した。。
『2700』 の 『右ひじ左ひじ交互に見て』 も相当面白かったです。



2011.10.12

上の息子が今乗っている18インチのトイザラスのチャリ 「スポルディング」。

長いシートポスト買って騙し騙し使っているが、
身長135cmにもなると、どう見ても少々自転車が小さく見える。
堺まで乗っていって愛着はあるものの、
ぼちぼち関空まで乗っていく車輪の大きい、ちゃんとした自転車が必要になってきた。
(正確には、自転車で関空まではいけないので、
 橋の手前の 「りんくうタウン」 まで、ということになる。)

自宅からりんくうタウンまで51kmもある。
歩道を50km以上走るのだから、ロードバイクはダメだ。
マウンテンバイク(MTB)ではなくてはダメなのだ。
でも、2万円弱のギヤ付き子供用MTBルック車は鉄製で重い。
カタログ重量で15〜16kgはある。
大人用のMTBでも14kgは重い部類なのに、だ。
いくら車輪がデカくても、小学3年生の体力で長距離走るのは無理だ。

色々探したけど、高級アルミ製のMTBは22インチ、24インチがあり、
それぞれ重量は12kg程度。
これでもやっぱり子供には重いはず。
大人の私が13kgのMTBに乗っているのだから、
体重で比例したら、子供用は7kg以下でないといけない。
でも、そんなMTBは存在しないのだから仕方ない。

妻は、同級生と同じ、鉄製の普通のMTBルック車を新品で買えば良い、と言う。
でも、私が新車を買ったことないのに、
息子のためとはいえ、どうして2万円弱の自転車を買わなければならないのか?
最高の性能を持っているならまだしも、車重15〜16kgもする自転車なのに!
水色スポルディングは安売りしていて1万円だった。
せめてそのぐらいの値段でないと。。。

かといって、アルミ製の子供用高級車は3〜4万円弱もする。


               ↑↑ルイガノ 22インチ かわゆい!↑↑

               ↑↑ルイガノ 24インチ かちょええ!↑

          ↑↑GIOS 24インチ ルイガノより少し値段控えめ↑↑

こいつらはヤフオクで見ててもかなりの高額で落札されている。
市場に出回る数が少ないから、当然中古価格は高い。
しかも送料がかかる。
だったら新車で買うしかないのか?
でも、体が大きくなったら、すぐに乗り換えるんでしょ?

26インチの大人用MTBを中古4万円上限で探したら、
いくらでも程度の良いモノがある。
こうなってくると、父ちゃんだって欲しいっ!
新しい(中古の)自転車が欲しいのだっ!
しかも、私だったら何年も、何年も、何年も、何年も、乗るんだからさぁ。。。

そんなこんなで、いつまで経っても息子にMTBを買うことができず、
私は自分の自転車探しにヤフオクにはまり、妻は呆れ果てていた。

しかーも、結局、自分用は今乗ってるMTBをつや消し黒に塗装して終わった。。。。

ある日のこと、粗大ゴミの日に
24インチの古〜いGIANTのマウンテンバイクが捨てられているのを見つけた!




マジ、マジ、マッッジィ〜〜ッ!
超ラッキィ〜〜♪♪(´ε`)
なんていいタイミングなんだぁ〜♪ v( ^ ▽ ^ )v

スンゲー古い鉄製で、体重計で計ってみたら14.2kgあった。
でも、18インチ・スポルディングは14kg。
2万円弱の鉄製24インチMTBは16kgはある。
それに比べれりゃ、ずっといい。
しかも、後ろギアだけじゃなく、前も3段ギア付き。

古かろうが重かろうが、GIANT なんてブランド品、滅多に出ない代物だ。

そういえば、息子が自分のラッキーカラーは緑、って言ってたっけ。
たまたま家に緑のスプレーがあったので、塗装することにした。








いいんでねぇの、いいんでねぇの、いいんでねぇのぉ〜??

電灯と前カゴはスポルディングのを流用。
ボトルケージとスタンドはアマゾンで購入。

まぁ、ちょっと重いけど、息子はとっても喜んでくれたさぁ♪



2011.10.23

先日、たまたま自転車屋さんに立ち寄った。
アサヒ自転車、とか、PEDAL とかじゃなく、普通の自転車屋さんだ。
でも、遠くから見てて、良さ気な自転車が展示してある雰囲気。
フラフラ物色していると、、、

ゲッ!?!?
マジッ???

ずっとヤフオクで探していた子供用ルイガノMTBではないかっ!!
中古だが新しく見える。

きっと高いんだろうなぁ〜、2万円ぐらいかな・・・
値札、値札〜、っと・・・・・・・・・

オ゛オ゛オ゛ーーーーーッ!!!!!

¥12,000!!

これは超お買い得なんじゃないの?

色は人気の紺。
ガリ傷はあるけどアルミ製だからほとんど錆びはない。
しかも送料はかからない。

これ欲しい。
絶対、欲しい。
よしっ! 買おう!

ってもなぁ〜、先日、24インチのGIANTをゲットしたばっかりなんだよなぁ。
息子のヤツ、メチャメチャ気に入ってるんだよなぁ。
父ちゃん的には嬉しいんだけど、、、このルイガノは欲しいなぁ。

身長135cmだと、まだちょっと24インチはデカイ気がする。
足が地面に届くようにシートを下げると、
クランクが意外と長いからペダルをこいだ時、ヒザが相当曲がってしまう。
ペダルが一番高い位置に来たとき、太ももが地面と水平より上になる。
長時間こぐと、これって結構ヒザ上の筋肉が疲れるのだ。
子供用のクランクは種類が少なく、長めのものが装着されている場合が多いから、
太ももが水平か、それより下になるには、
身長135cm程度だと本当は18インチか、20インチがいい。
でも、、身長が伸びることを考えると、22インチならまだ許せる。

「すんませーん。」
ハイ」(店員さん)
「身長135cmの小学3年生なんですけど、、、これぐらいが丁度良いですよね?」
いえ、多分、小さいですよ。24インチが丁度いいんじゃないですか。」(店員さん)

確かに、ルイガノのカタログを見てると、
22インチ:重量 11.7kg(2011数値)、適合身長 120cm〜135cm
24インチ:重量 12.9kg(2011数値)、適合身長 130cm〜145cm
となっているから、息子の身長だと24インチが丁度良いことになる。

でも、50kmも走るんだぜ?
そこことを、この店員さんは知らない。
24インチのにはフロントサスペンションが付いてるせいもあって、22インチのものより1kg以上思い。
この差は、多分、相当デカイ。

どうしよっかなぁ〜。
今日はバイクなので、どっちみち持って帰れない。
手付金、払っておこうかな?

「次、いつ取りにこれるか分からないんですけど、手付金払っておいたら取っておいてもらえます?」
いいですよ。でも、1、2週間ならあると思いますよ。 そう簡単には売れませんから。」(店員さん)

ほーーんとに?
この価格だったら、ヤフオク出したら、即売れるよ。
待てよ・・・。
もしかして、売れない何か理由があるのか?

その日はとりあえずお金を払わずに帰宅した。

帰宅後、妻に話すと、GIANTを息子は気に入ってるから必要ない、と言う。

確かに私もそう思う。
でも、、、でも、、、GIANT 14.2kg、ルイガノ12kg弱、どっちが楽だ?
50kmだぜ。
うぅ〜〜〜〜ん・・・・・・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

午前中、息子は習い事、午後は会社の同僚宅の畑でイモ掘り。
14:30 過ぎに雨が降り出し、お開きになった。
結果的に夕食前、2時間ほど時間が取れた。
あれから約1週間。
もう売れてるに決まってると思い、ドキドキしながら自転車屋さんに電話してみると、、、
あった! まだあった!!
今から取りに行くから取っておいてくれ、と、迷わず言えた。

息子に状況を説明したが、あまり気が進まない様子。
そういえば、この前聞いたら、
「僕は24インチより小さい自転車には乗らない」とキッパリ言ってたっけ。
妻に話すと、呆れていた。

無理やり息子を車に乗せて出発。

自転車屋さんに着き、店内に入ると紺色のルイガノが置いてあった。
「売約済み」という札が下がっているのにビックリ!
誰が買ったの? 取っておいてって言ったのに・・・・
あれっ? あ、取っておく、イコール、売約済み、ってことか?
いやぁ〜〜、売約済みかぁ〜、売約済みねぇ〜〜〜♪
私の買い物人生、そんな札を下げてもらったことがないもんだから、妙に嬉しかった。

「なぁ、なぁ、お父さんが買おうとしてる自転車どれだと思う?」
もしかして、、、これ?」(息子)
なーーんか、モジモジしてるぞぉ〜。
「そうなんだけど、いらないよなぁ?」
いるっ! これ欲しい! 絶対買って!」(息子)

それまでモジモジ、照れたような、おしっこが漏れそうで我慢できない感じというか、
とても控えめな、なんともいえない表情をしていた息子の目が
パァーーッ、っと輝いた!
子供の目って、どんだけキラキラすんだよ。
父ちゃん、幸せ・・・。

「あれぇ〜、でも、24インチより小さい自転車には乗らないんじゃなかったっけ?」
ううん、乗る!」(息子)
「ラッキーカラーは緑なんじゃなかったっけ?」
これ買って!!」(息子)

超どケチな私だから、財布から1万円札を出すのって、本当に嫌いだけど、
今回は全く抵抗なかったなぁ。(¥12,000)

いやぁ〜、待ってて良かった。

帰宅後、妻に見せたら、全然中古に見えなくてすごくいい、と言ってくれた。



これで、りんくうタウンに行く準備ができたぞぉーーー!