2013.05.03

家族でイオンに行ったときの出来事。

トモとトイレに入った。

トモは、父ちゃんを決して待たず、暴走してどこかへ行ってしまう。
だから、トモにおしっこさせてから、トモをだっこし、
小便用便器が並ぶ壁の上の、高さ140cm程度の平らな所に座らせる。
高いから飛び降りることはできない。
ヘ、ヘ、ヘ、ざまーみろ。。
そして、父ちゃんがゆっくり用を足す。

以前は黙って座っていたが、最近になってから
「こわいよー」 と言うようになった。
こわい、という言葉の意味を理解し、正確に使えるようになったこと、
こわい、という感情を持てるようになったこと、に、驚き、感動する。

ちょっと前のこと。
子供が便器上の棚に座らされてるのを見て、
トイレに入ってきた他のお客さんが、ギョッとした表情をしたことがある。
その時、子供が 「こわいよー」 と言ったら、虐待?と思われるかもしれない。

そこで、トモに色々と話しかけるのだ。

少しでも怖さをまぎらわすように、という優しさは微塵もない。

小便を片手運転にして、天井を指差した。

「あれ、何?」
「てんじょう」 (トモ)

え゛っ!? 知ってるの?!

「そんじゃ、これは?」 と壁を指差した。
「かべ」 (トモ)

ゲッ?! 凄い、トモ! 知ってるんだ?!

「じゃあ、これは?」 と床を指差した。
「ゆか」 (トモ)

オ゛オ゛オ゛ーーーーーッ!!!!

へぇ〜〜、いつの間にこんな難しい単語を覚えたんだろう?
公文出版の 『ことば絵じてん』 や、
三省堂の 『ことばつかいかた絵じてん』 で、日本語の勉強をしたからかなぁ。



でも、さすがに 『便器』 は知らないだろう。

トモはこだわりが強く、間違うこと、負けることは耐えられない。
ちょっと意地悪かなぁ〜、と思いつつ、トモに聞いた。
「これは?」
「とーとー」 (トモ)

ワァーーハッハッハッハッ!!!!

トイレ中に父ちゃんの笑い声が響き渡ったに違いない。

TOTO、って書いてあるもんな。
ローマ字は、トモ、強いんだよな。
うん、うん、正解だ。
偉いなぁ〜、賢いなぁ〜。

トモちゅん、だーーいちゅき!!!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

トモは、脂っこい肉が大好きだ。
脂っこい刺身が好きだ。
ぶりの照り焼き、焼いた鮭、皮を剥がして皮から食べる。
食べる順番まで、父ちゃんと、シンと同じだ。
遺伝って恐ろしい。

他に好きなのは、白いご飯。

野菜は 「すきくない」 (トモ語)
野菜スープや野菜炒めは、具のブタバラやソーセージ、ベーコンをまず食べ、
後はイヤイヤだ。

でも、生野菜だけはベツ。
スティックにしたキュウリ、ミズナ、切っただけのピーマンなど、
ドレッシングをつけずにポロポリ、おいしそうに食べる。
まるでウサギだ。

そして、スイカも大好きだ。
シンはスイカアレルギーなのか、食べると口のまわりが赤くなる。
ここは遺伝がちょっと違うところ。


イオンから戻り、食事中の出来事。

イオンで買ったスイカをトモにあげると、本当においしそうに食べる。
その姿が、超カワユイ。

そこで、父ちゃん、バカ親丸出し。

「トモぉ〜、スイカとパパ、どっちが好き?」
「スイカ」 (トモ)

そっか、そうだよな、当たり前だ。
でも、どっちが好き?と聞いて、パパ!って言ってもらいたいではないか。


「じゃあ、スイカの種とパパ、どっちが好き?」
「・・・・・」 (トモ)

考えてるっ!?
そこ考えるとこ、違うから!
種は食べられないでしょ?

「ねぇねぇ、タネとパパ、どっちが好き?」
「・・・・・タネ」(トモ)

え゛え゛え゛え゛ーーーーーーーっ?!?!?!?! (TT◇TT)

「やっと分かってきたな。」(妻)

どーーゆーーことぉーーーーっ??????

トモが食べ残したスイカの皮を見て、ニンマリ。

皮も食べるものと勘違いしたようだった。





2013.05.07

先日購入したイケアのロフトベッド。

ベットのデザインは好きだったが、
シンが寝始めて、数日で腰の痛みを訴えた。
日が経つと腰の痛みが増している様子。

おかしいなぁ、と思い、
マットレスを床に降ろして私が寝てみた。
そしたら、私も背中全体に強烈な違和感があった。

私は、ギックリ腰、腰痛もちで、シンも腰が弱い。
低反発クッションは、向いてないのかもしれない。

今まで通り、和室にせんべい布団を敷いて寝かせること数日、シンの腰痛が治った。

どうやらマットレスが原因のようだった。

ベッド部分が使えないなら、あっても仕方ない。
仕方なく、泣く泣くロフトベッドを撤去した。

そして、新たにイケアで机を購入した。

たまたま欲しかった引き出しが、組み立て済みの状態でアウトレットにあり、超ラッキー♪
もう一つ引き出しと、天板を購入した。

うーーん、いい感じに仕上がったぞぉ〜〜。



やっぱりイケアの商品が大好きだ。



2013.05.21

友人と舞鶴へ釣りに行った。
前回乗ったジグング船とは違う船だ。
ターゲットは根魚と呼ばれるアコウ。
勿論、素人の私は、アコウがどんな魚か知らなかった。

でも、美味しい、という話を聞いていたので、釣れるかどうかワクワクだった。

02:50に起床。
友人宅に03:20に集合。
荷物を積み替え、いざ出発、と思ったら、
友人が、そうだ!と気が付き、持ちものチェック。

「お金は?」(友人)
 OK!
「電動リールは?」(友人)
 OK!
「電源ケーブルは?」(友人)
 OK!
「竿は?」(友人)
 ア゛ッ!!

友人の車を飛び降り、自分の車へ。
フゥ〜〜、セーーフ・・・。
危ねぇ〜〜〜〜。。。
竿を持っていくの忘れるところだった。

竿がなきゃ、絶対釣れないからっ!

6時に出港。

最初はガシラが沢山、続いてアコウが釣れ始め、
最後の方でアイナメという魚を釣った!




合計28匹!!!

    ↓ガシラ↓(1匹、違う種類が混じってます)


    ↓アコウ↓


    ↓アイナメ↓



すごーい大漁だった。

ジギングは肩が壊れるんじゃないか?と思うほど辛く、全身に過酷だった。
でも、今回は電動リールのおかげで、体力的には比べ物にならない程、楽だった。

帰宅後、友人に教えられたとおり、内臓とエラを取った。
ここで、前回購入した出刃包丁と、前日に購入したウロコ取りが大活躍。

船長が教えてくれた。
ガシラは、そのまま冷凍すれば味が落ちないんだそうだ。
数日では食べきれない量だったので、ガシラはそのまま冷凍保存に回した。

アコウとアイナメは次の日に煮つけと刺身でいただいた。
うまいっ!!
すげーー美味しい!!

子供と妻が残したヒレも口の中に放り込んで肉を食べ、
頭はバラバラにして骨一つ一つチューチュー吸って食べつくしたさぁ〜。

失敗した!
ガシラ、冷凍するんじゃなかった。
こんなに美味しいなら、一人で全部、数日で食べれたろうに!

また、行くぞぉーーー、舞鶴!




2013.05.21〜24

シンが小3の時、22インチのルイガノで伊丹からりんくうまで行ったのを最後に、
自転車でのチャレンジはしていなかった。
あの時走った51kmを上回るサイクリングを完走する自信が、私自身なかったし、
手ごろな自転車がなかったからだ。

そろそろ新たなチャレンジをしてみようか?

2年ほど前に小さめのパナチタンMTBを中古で購入。
シンが乗れそうなサイズだ。
そして、先日、私サイズのパナチタンMTBを中古でゲット。

これで親子での長距離走行が可能になった。

ならば、と、地図で自宅から半径100km圏内の場所を地図で探した。

神戸空港?
りんくう(関空)の次も、また空港っていうのはなぁ〜。
それに、距離が遠くない。

淡路島?
自転車で走れる道路がつながってないから無理だ。

日本海?
行ってみたいけど、山を越えないといけない。
うーーん、まだシンには無理な気がする。
だいぶ前、小6の子供二人が、電動チャリで日本海から大阪に一日で行けるか、
日の出から日の入りまでに辿りつけるか、チャレンジしていたのをテレビで見た。
いつかシンと試してみたいが、まずは上り坂がどれぐらい辛いか経験してみないと。

どこか、ほぼ平坦で、有名な場所はないかなぁ〜。

やっぱり、琵琶湖しかないよなぁ・・・
琵琶湖の手前にちょっとした峠はあるけど、これはなんとかなるんじゃないかなぁ〜。
それに、いつか日本海をチャレンジする気なら、いい練習になるはず。

距離にして60〜70km。
りんくうよりは遠い。
でも、小3で51km走ったのに小5で70kmじゃ、近いかなぁ〜。

シンのために、と、年間でキャンプを申し込んでいる。
その中に、自転車で琵琶湖一周、というのがある。
琵琶湖って一周280kmあるのに、一泊二日で周れるのか?
参加者の中に小3もいるんだぞ。
電話して聞いてみたら、本当の一周ではないらしい。
でも、二日かけて相当な距離を走ることは間違いない。
しかも、レンタルのクロスバイクで。

70km走るだけなら峠があったとしても大したチャレンジじゃない。
だったら、伊丹−琵琶湖 間を往復すればいいか。
一日目の疲れが残った状態で、次の日も走る、ってどんな感じか、
試してみる価値はありそうだ。

でもなぁ〜、キャンプで琵琶湖一周の旅に連れて行ってくれるんだから、
シンのチャレンジの為にわざわざ私が琵琶湖まで行く必要があるか?
絶対、疲れるもん。
父ちゃん、死んじゃうかもよ。

どうしよっかなぁ〜。。
琵琶湖で一泊して往復チャレンジするの、父ちゃんにとってしんどいはず。
輪行バッグを二つ買って、電車に乗って帰ってくる、っていう案、
魅力的だよなぁ〜。。

イヤイヤ、父ちゃんが弱気になってどうする?
行くからには何としても往復しなきゃダメだ。

仮に、万が一、琵琶湖に行ったとして、一泊するとしたらホテル?
普通はそうするよな。
ホテルだとお金かかるよなぁ〜。。
二人で1万円以下に抑えるの、きっと難しいよなぁ〜。。
ホテルに泊まるの、きっと楽だよなぁ〜。
でも、楽しちゃチャレンジの意味、ないんだな・・・・。
辛くないと。

キャンプ場は?
無料んとこがあるかなぁ〜。。
ゲッ! 3000円〜5000円?
そりゃダメだ。
野宿するんだから、基本、無料じゃないと。
そういえば、先日、おいっこと遊んだ公園にテント張ってるヒトがいたっけ。
あそこはいくらだ・・・・・
おぉ〜、県外からは大人520円、子供340円ね。
二人で1000円以下なら許容範囲だ。

MTBにキャンプ用品一式、積めるか?
シンのチャリは軽くしといてあげたいから、父ちゃんのチャリに二人分だぜ?
ずっと前に買ったけど使ってない、積載重量15kgまでいける
シートポストにくっつけるタイプのキャリアをひっぱり出した。

15kg以下に荷物を抑えることができるか実験だ。

いつかシンと冒険しようと思って買っておいた、
超軽量テント一式(プロモンテVL33)、ナンガの寝袋、スノーピークのチタンクッカーと、
20年前に買ったコールマンのフェザーストーブを
燃えないゴミの日に拾ったリュックに入れて、体重計に乗って測定してみると・・・・
オ゛ッ!? 10kgちょっとだ。
いける、いける、これなら可能だ。

アップルストアで高低差の出る『自転車NAVITIME』という有料アプリを購入。

私がアプリにお金を払うなんて、iPhoneを使い始めて3年になるけど、これで4回目だ。
目的地の矢橋帰帆島公園キャンプ場と自宅の住所を入れて道順を検索させると・・・、
すげー、すげー、推奨コース以外に、坂道が少ないコースなど、数種類の経路が表示された。
坂道が少ないコースは68.4km。

続いて、iPhoneをナビとして使うために自転車に固定する
MINOURA スマートフォンホルダー をアマゾンで購入。


そして、これまたシンとの冒険用にだいぶ前に買った
PowerFilmの「USB + AA SOLAR CHARGER」が活躍する時がついにきた。


準備はできた。
けど、本当に行くのか?
本当に可能なのか?
妻は、無理に決まってる。やめといたら?、キャンプに任せたら?と言う。
私だってやめときたい。 キャンプに任せたい。
でもね、それじゃイヤなんだな。
子供の冒険は、親が付き合わないと。
親が楽しちゃダメだ。
それにね、無理じゃない。
絶対、可能だ。
今のシンならきっとできる。

そうはいっても、親子の体力が心配なので、妻に
チャレンジ予定日は、いつでもリタイアできるよう、車で迎えに来てくれるよう頼んだ。

でも、まだ不安。
ナビが正確か。
峠を越えられるか。。

自転車NAVITIMEが検出した坂道の少ないコースを、バイクで実際に走ってみよう。
あ、バイクの前ブレーキ、スカスカだったっけ・・・。
ネットで調べると、原因が空気がブレーキホース内に入ってしまう現象のような気がした。
それを直す方法が 『エア抜き』 らしい。
めんどくさいなぁ〜。
でもやらなきゃ。。
やるなら、『今でしょ!』

試してみたら、10分程度で修理完了!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

21日に02:50起きで釣りへ行き、立ちっぱなしで釣りして、
帰宅後、21:00まで魚を調理し続け、22:00に消灯。

22日、ジジイだから眠くても5時に目が覚めた。
意外にも全身疲労でグッタリだった。
さらに魚の調理を続け、終了後、バイクのエア抜き。
琵琶湖までの経路をiPhoneの自転車NAVITIMEを見ながら、PCのヤフー地図で確認。
通過する交差点、国道、チェックポイントを調べ、紙にメモった。
夕方から落語会+食事会に出席するため、淀屋橋まで自転車で行った。
帰宅後、就寝は24:00。

23日もジジイだから眠いのに5時起き。
あぁー、疲れた。。 眠い・・・。

たまたま珍しい3連休。
午前中の早い時間帯に琵琶湖までバイクで走った。
自転車NAVITIMEが検出した、坂道の少ないコースを選択。
そしたら、立体交差があって、自転車を持って階段を上り下りする箇所を数か所発見。
ロードバイクで時速50kmで走るような人達なら通れるかもしれない、
自転車で走っちゃいけない車専用の超ながーい分岐点のある立体交差をナビゲートしてる!
京都外環状線の下三栖から先の三栖高架橋、ここは絶対小学生には無理だ。
ナビを信じたら危ない。
峠も、大した傾斜じゃないけど、延々と続いてる。。
これ、本当に大丈夫か?

23日は暑かった。
チャレンジ予定日の25、26日も暑そうだった。
暑いと余計な体力を消耗する。
暑くて、グッタリしてる時、通れない道に遭遇し、
途方に暮れ、引き返し、別の経路を探す、のは無理だ。
そんなこと何回もしてたら、必ず心が折れる。
小学生だぞ。
どうしよう?
やめようか。。

下道を行ったり来たりしながら、シンが確実に自転車で通れる坂の少ない場所をバイクで探し、
自転車NAVITIMEが確実にその経路ナビゲートできるように、
チェックポイントをGoogle Mapで作成して登録し、自転車NAVITIMEに読ませて実験。
走行が難しい場所を一つ一つ潰して、帰宅した。

日焼けでTシャツの袖から下の腕が焼けただれたようになってしまった。
一度、琵琶湖まで行ってみて良かった。
バイクで6時間以上走って、日焼け対策が必要なことが分かった。
帰宅後、すぐに日焼け止めを買いにドラッグストアへ行った。
頭と首に巻くタオル、4枚を準備。
妻は、日差しが強い時のために帽子は?と提案したが、帽子じゃダメだ。
万が一、トラックや突風に煽られ、帽子が飛ばされそうになったら、
アッ、って、その瞬間、事故る確率が高まる。

それに、タオルを水でビショビショに濡らし、首に巻けば頸動脈を冷やすし、
気化熱で頭も冷やし日射病にならない。
格好、見た目を気にしてる場合じゃない。

帰宅後、シンに琵琶湖までの状況を説明し、それでもチャレンジしたいか聞いてみた。
答えは、するっ!と即答だった。


24日は06:00起き。

半年前にシンと200m競争で全力疾走して壊した左膝、ずっと調子が悪かったが、
徐々に治りつつある状況だった。
朝起きたら、何故か膝の調子が、ここ一カ月で一番悪い。
バイクに乗り続けたのがマズかったのか、淀屋橋まで自転車をブッ飛ばした時の疲れが、
一日以上経って現れたのか。

24日の勤務は、
伊丹 → 羽田を便乗。
羽田 → 石見 → 羽田 → 八丈島 → 羽田
羽田 → 伊丹を便乗。
06:50に家を出て、帰宅したのが21:15。

昨日までの休日の過ごし方を考えると、
自分では認識していないが、相当、疲れが溜まってるはず。
膝の調子は、朝と一緒。
痛いわけじゃないけど、とても違和感がある。
6時間以上、68km自転車を漕ぎ続けられるか。
峠を登り切れるか。二日目の走れるか。
心配だ。

22:30までに消灯。
25日は7時に出発すればいいから6時半に起きよう、
と、アラームをセットしておいたのに
なんと4時過ぎに目が覚めてしまった!
心配事が多すぎて、眠りが浅かったのかなぁ〜。

あれぇ〜、左膝、調子いいぞ。
それに、24日の仕事中、ずと座ってられたせいか、体の疲れが完全に抜けてる!



2013.05.25

4時過ぎにに目が覚めた。
興奮して眠れそうにないので、出発の準備に取り掛かった。
家族を起こさないよう、そぉーーーっと、
2階から2台の自転車を庭に下ろした。

10kgちょっとのキャンプ道具を入れたリュックを
シートポストにネジ一本で固定されたキャリアに縛り付け、
ゆすっても動かないことを確かめ・・・・
ゲッ、キャリアが回転する!?
リュックを外して六角レンチでさらにボルトを締め付け、
もう一回ゆすると、、キャリアはOKだがリュックが落ちそうだし、
リュックから垂れ下がるヒモが後輪にからまりそうだ。
何度かやり直して、大丈夫そうなのを確認。
道路で実際に走行テストしてみた。
うん、うん、いけそう。

そうだ、シンが使う方、
ブレーキレバーをハンドルに近づけとかないと・・・
まだ小さい手でブレーキを握りやすいように調整。
今、シンが乗っている自転車の隣に並べて、
シートの高さ、前後を調整し、ハンドルからサドル中心までの距離をセット。

そうこうしてると、シンが6時に起きてきた。

私の自転車のハンドルに
スマートフォンホルダーをセット、iPhoneをセット。
太陽電池を縛り付けたデイパックをしょい、電源ケーブルをiPhoneに接続。
コードの長さ、ピッタシ、丁度良い感じ。

朝食を食べ、7時に出発した。

まずは、よく行く伊丹空港32Lエンドまでの道を走行。
慣れた道を走りながら、シンに
ブレーキ、前後のギアチェンジ、サドルの座り心地等をチェックさせた。

高速にぶつかり、曽根南町3を右折、10号線を南へ。
上津島を左折。(606号線⇒479号線)
道なりに走ると江坂の東急ハンズ前を通過。
泉町1を斜め左方向へ進み、吹田駅を越えた。
14号線をひたすら走り、中穂積交差点を左へ進むと茨木駅に出た。
一休みして妻に電話。


茨木駅の北側、139号線を東へ進むと、茨木市駅に出た。
線路沿いの132号線を走った。
ガードー下のトイレでおしっこ休憩。

132号線を走り続け、高西交差点を左へ。
高槻市役所前の交差点に出た!
知人が高槻に住んでいるので、ちょっと嬉しかった。

右折し、171号線を走った。
気温が上がり始めたので、コンビニに寄り、
トイレでタオルをビショビショに濡らし、頭と首に巻いた。
日差しが強すぎて、タオルがどんどん乾いていった。
コンビニでペットボトルに補給した水道水をタオルに何度もかけた。
それでも暑くて、コンビニで着てるTシャツを脱ぎ、濡らしてみた。
おぉ〜、これはだいぶ涼しい。

高速が入り乱れる大山崎JCTを通過。
勝竜寺交差点を右へ。204号線を進むとすぐ、京都府に入った!

204号線を走り、桂川を越え、すぐ、納所交差点を左へ、13号線を北東進。
京都競馬場でレースがあるのか、ガードマンが通り沿いに多数出動していた。

自転車NAVITIMEはここで、外環横大路交差点を右へ行くよう指示するが、
それだと長い立体交差に乗ってしまうので、
あらかじめ登録しておいた地点(月桂冠大倉記念館)を目的地に入れ、迂回。
外環横大路交差点を通過してちょっと行くと、
右手にトライアンフ京都が見えてくるので、そこを右折。
1号線を渡って左折、大手筋交差点、ガリバー国道大手筋店の前を通過、右へ。
35号線を進んだ。
ちょっと行ったところにあるローソンでトイレあんどアイスクリーム休憩。

ここから先は大通りをしばらく離れ走行。
京都中央信用金庫大手筋支店のある交差点、
竹田街道大手筋を右へ(115号線を南下)、川を渡る手前を左折。
登録しておいた地点、伏見消防署南浜消防出張所、月桂冠伏見夢百衆に到着した。
残り22kmの道のり。

月桂冠大倉記念館を過ぎ、細い川を越え左折。
とてもローカルな道路を右へ左へ進み、観月橋北詰交差点に到着!
写真を撮った。


7号線に沿って走っていくと、左手にしまむらを発見。
シンに日焼けで腕が痛くないか、長袖シャツが欲しくないか聞いたが、
必要なし、と即答。
しまむらを過ぎ、ちょっと行くとイズミヤがある。
そこのY字路を左へ。

小栗栖牛ヶ渕交差点、シャトレーゼ工場直売店伏見店を右へ。
醍醐高畑交差点を左折し117号線を北上。
この辺りから少しずつ上りが始まる。
時刻は11:40。
上り坂前に腹ごしらえをすることにした。
道路の反対側のマクドナルド外環勧修寺店で昼食。

ここから先はずっと上りが続くことをシンに告げたが、本人はケロッとしていた。

マクドナルドで長めの休憩。
私はトイレでTシャツ、タオルをビショ濡れにした。
シンは、突然もよおし、う○こタイム。

12:20にマクドを出て、再び117号線を北上。
小野駅の真上、外環小野交差点を右折すると35号線に入る。
35号線に沿って進むと、36号線とぶつかる左角のところにローソンがある。
ここから先はなだらかな坂が続く場所。
数回、バイクで往復した場所なので、よく覚えていた。

35号線をまっすぐ進むと1号線に出るので、ここ、山科大塚の交差点を右折して1号線沿いに進む。
地図では非常に分かりにくいが、しばらく行くと35号線と斜めに交差するので、
再び35号線に沿って右折。
音羽病院を左に眺めながら、まっすぐ。
すると、再び1号線と合流するので、あとは1号線を走るだけだ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バイクで来た時、最初は醍醐高畑交差点を北上し、1号線にぶつかった所で右折、
そのまま1号線沿いに走ったが、
小学生が自転車で走れるようなコースではなく、本当に困り果てた。
京都外環状線の下三栖から先の三栖高架橋のところといい、
ちょっと無理なんじゃないの?と何度も挫折しかけた。
そして、琵琶湖方面からバイクで戻る時、くまなく走りまわって経路を探した。

1号線と35号線が最初に交差する山科大塚の交差点を1号線を横切って35号線沿いに北上すると、
35号線が1号線と斜めにぶつかる所は信号がないので渡れない。
ちょっと先の信号まで進めば渡れたが、山科大塚の交差点で1号線沿いに進む方が自転車なら楽だ。

35号線が最後に1号線とぶつかった後は、長い上りが続く。
歩道は帰路側についていたので、好都合だった。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

35号線を走り、1号線にぶつかる手前、大津市に入る所で写真撮影。

あと、もうちょっと!


1号線の峠は、想像していたより、ずっと楽に上れた。
パナチタンMTBが良いのか、単純にギア比との関係なのか、そこは微妙なとこ。
シンが低速ながらも、一度も休憩することなく峠を上り切った時は、最高の気分だった。
本人もきっと嬉しかったに違いない。
あとは下りのみ。

大津駅を過ぎた1号線の交差点、本宮一丁目西を琵琶湖方面に下り、打出浜交差点で18号線に乗った。
ここまで来れば目的地の矢橋帰帆島公園キャンプ場に到達できたも同然。
もう、ゴールっ!!ってことにしちゃえ!
初日のチャレンジ終了!
14:30。
到着までおよそ7時間半かかった。

妻に電話したら、驚き、かつ、喜んでくれたさぁ〜♪

キャンプ場に電話した。
土曜日で混んでいて16:00までは宿泊用テントのスペースが空いていない、
バーベキューに使う網はある、風呂は近くのイオンにある、と言われた。
そこで、しばらく時間を潰すことにした。

シンに相談。
体力が残ってればバーベキューをするし、疲れててすぐに寝たいなら、
レストランで食事を済ませ、キャンプ場では寝るだけ。
どっちがいい?と聞くと、「疲れてないからバーベキュー!」と笑顔で答えた。
本当に疲れてないのか?心配だなぁ〜、と思いつつ、
まぁ、明日死んでたら、妻に迎えに来てもらえばいいか、とBBQは即決定。

キャンプっぽくしたいなら普通は風呂に入らないけど、どうする?の質問には、
明日も走って帰るんだから疲れを取るために風呂には行く、と言う。
明日も走る、走れる気なんだっ!?とかなり驚いた。
勿論、風呂に入ることも決定。

SEIBUの裏手にあるマックスバリュに入り、
着火剤が添加された圧縮された炭のようなものを見つけたので、そいつを購入し、
ついでにアイスを買って二人で食べた。

近江大橋を渡り、イオンモールを通過、スーパースポーツゼビオ(イオンの娯楽施設?)に行き、風呂に入った。
銭湯にテレビが付いてるのが物珍しかった。
そうそう、電気風呂、痛すぎて入れなかったぞぉ〜〜。

その後、隣のイオンに戻り、おっかいもの〜〜♪
バーベキュー用の大量の肉、インスタントラーメン、
ポテトチップス、、、野菜も食わなきゃ、、、、野菜ジュース2本を購入。
ゆっくりし過ぎて矢橋帰帆鳥公園キャンプ場に到着したのは16:30。

テントを張って、さぁ、BBQ!と、炭のようなモノに火をつけたが、全然熱くならないではないかっ!?

ゲェェエエ〜〜〜〜?!?!?!

シンは超腹減ってる雰囲気。
風呂の横の店に炭売ってたっけ。
「炭、買いにいった方がいいかな?」
「早く買ってきて! 腹減ってるから待てない!」(シン)
父ちゃん、ここへきて、オロオロ・・・・。

しょーがない、とりあえずインスタントラーメンを食べさせるか。
ストーブに火をつけラーメンを作って食べさせたら、、、シン、落ち着いたぁ〜♪
ちょうどそのころ炭っぽい物体が熱くなり始め、肉がジュージューいいだした。
シン、肉、食うぞ!
「うーーん、俺、そんな腹へってない。」(シン)

え゛え゛え゛ーーーーーーっ!?!?!?!

そんなぁ〜〜、、父ちゃん、一人でこんなに食べられないよぉ〜〜 (TT◇TT)
シンに少し助けてもらいながら、肉をなんとか食いきった。

シンが焚き火にはまり、なかなか寝てくれなかった。
19:00には消灯する予定だったが、20:00を過ぎ、21:00頃、ようやくテントに入った。
すぐに寝れたけど、シンが23:00頃トイレに起き、テントの入り口を開けた時に蚊が入り、
その後、しばらーーーく眠れなかった。
二人で何度もトイレに行き、その度に蚊が入り、懐中電灯で照らして追っかけまわし、
蚊を殺し終える頃にはお目目パッチリ。
それでも、ウトウトして、寝たんだか、寝なかったんだか、分からない状態で、、、
4時に目を覚ました。
フ、と隣のシンを見ると、仰向けに横たわっていたが、目はパッチリ開いていた・・・
マジかよ。。 何時から起きてんだよ。。



2013.05.26

気がつかないフリはしたものの、なとなーく隣に横たわっているシンは起きてる雰囲気。
恐る恐る4時30分にシンに声をかけた。
「もう寝ない?」
「うん、寝ない!」(シン)

ガビーーン・・・・・

まずは体のチェック。
シンはアドレナリン出まくりで、ケツ以外はどこも痛くないようだった。
私もケツは痛い。 肩が疲れめ。
心配だった膝は・・・・・、、、大丈夫!

昨晩の残りのインスタントラーメン、野菜ジュース、ポテトチップスを食べ、
テントをたたみ、荷物をリュックに詰め、自転車に積んで、キャンプ場を後にした。
06:00出発!

今日も気温が上がる予報だたので、起きてしまったならグズグズせず、
朝早いうちに出発した方が、後が楽だ。


昨日、最後に上った坂が高低差約160m。
そこから琵琶湖へ向けて下った坂が約80m。
今日はその80mを最初に上れば、後は下りが待っていた。


二人ともやる気満々で、その坂を一気に上り、写真を撮って、下りを楽しんだ。
7時には既に20km以上走っていた。

後は、、、とにかく長かった。
暑いのは昨日と同じだったが、二人ともケツが痛かった。
私は、前傾姿勢が続き過ぎたせいで、肩が痛く、耐え難かった。
前傾姿勢になってケツの体重を腕に移せば肩が痛く、
腕を伸ばしてハンドルに指先を乗せる程度で、腰の筋肉を使って上体を保つ。
肩への荷重が減り、ちょっと楽になるが、その分、ケツに荷重が乗る。

シンの速度が下がりだした。
「どうした? 疲れた?」
「イヤ、自転車こぐの、飽きた。」(シン)

そりゃそうだ。
昨日は7時間半自転車に乗り、今日も既に数時間、延々とこいでるんだから、飽きるさ。
父ちゃん、ケツと肩がいっぱいいっぱいで、休みたかったが、
シンは早く帰りたかったみたいで、休憩するのをイヤがった。

結局、12時前に帰宅!

「疲れたろ?」
「イヤ、友達と遊び行ってもいい?」(シン)

え゛え゛え゛ーーーッ!?!?!?

そんな体力、残ってるんだ?

「次は日本海に行ってみる?」
「うん、行くっ!」(シン)

マジで?
行きたくないなぁ〜〜・・・

とにかく長〜いチャレンジだったが、達成できて本当に良かった!