2013.08.04

友人のM氏の家族とシンと私でN島へ行った。
勿論、目的は手モリでの魚突き。
現地に到着。
想像以上に透明度が高く、期待できそうな雰囲気だった。

海岸からちょといくと魚が視野に入った。
いるぞ、いるぞぉ〜〜♪
海底まで10m弱の所を潜ってみたら、結構大きな魚達に遭遇。
これは突かなきゃ!と、ガシガシ突いて、なんとか一匹捕獲。

釣り好きのM氏に聞いたら、メバルと呼ばれる食べたら美味しい魚だそうだった!
私が潜った辺りには、結構な数のメバルがいたので、
そこから先、ターゲットをメバルに絞り、突きまくった。

500円で買ったモリのゴムが切れた。
大丈夫、大丈夫。
こういうこともあろうか、と、心斎橋近くの「街のダイビング屋さん」で
手モリ用のゴムを買ってきていた。
プラス、同じ店で¥1280のモリを2本、追加購入していた。

自分でモリのゴムをつけ直したが、初めてのことで、引っ張ったら抜けてしまい、
意外と難しいなぁ〜、と、もう一度つけ直し、そしたら上手くいった。

最初は突けなかった大き目のメバルだったが、練習してたら22cmぐらいのを突くのに成功!
嬉しかったぁ〜。
M氏曰く、釣りでこのサイズのメバルが釣れたら上出来、だそうだ。
そんな話を聞いて、さらにテンションが上がった。

浅瀬で、目の前に出現したでっかい魚を突いたら、フグだった。
内臓を食べなきゃ、毒はないんだろうから、きっと食えるんだろう、と思ったら、
M氏によると、血にも毒が含まれるので素人に調理は無理なんだそうで、、、
無駄死にさせてしまった・・・
ごめんね!

浅瀬でタコを発見!
モリで突くのは簡単だったけど、引っ張り出すことができなかった。
なので、ヤツが自分から逃げるために出てきたところを、フン捕まえた!

タコ、捕ったどぉぉぉーーーーーっ!!!!!



あまりに夢中で、ほとんどシンの相手をしなかった気がする。
ヒドイ父親・・・・。
幸い、M氏の子供たちとシンは楽しそうに遊んでいた。

次は一人で来よう!

本格的な手モリを買う決断をしたのだった。

体重1.6kgのタコ!


メバル、だそうです・・・


クサフグちゃん、ごめんなさい!




2013.08.06〜10

久しぶりの沖縄本島への旅行を計画した。

シンがまだ小さかった頃、夏休みを外して家族で行った沖縄旅行。
妻の希望で当時はルネッサンスリゾートオキナワに泊まった。

トモが産まれた頃、シンは小学生。
夏休みでないと旅行に行けないが、沖縄旅行は値段が跳ね上がる。
私は上の子、シンと二人で、
ルネッサンスリゾートのそばの真栄田岬に行くため、
ペンション美留、というところに泊まった。
夏休み価格がなく、とてもリーズナブルなペンションだった。
あそこはご飯が美味しかったなぁ〜。

シンの泳ぎが上達し、真栄田岬に飽き、
大人用レンタル自転車に乗れるようになり、二人で下地島へ行くようになった。
ホテルサウスアイランド下のレストランのご飯も美味しかった。
当然、海は超キレイで、いっぱい、いっぱいスノーケリングして、、
ついにシンは去年、下地島でのスノーケリングに飽きてしまった、様子だった。

トモは今年、幼稚園の年中さん。
スイミング教室に通いだし、水にも慣れた様子。
数年間、沖縄旅行がお預けだった妻が、
そろそろ沖縄に行ってスノーケリングをしたい、と言った。

何年も沖縄へ行ってない妻のために、思い切って奮発しよう!
と決心はしていたものの、
いざ、ルネッサンスリゾートの値段を調べてみると、真っ青・・・
大人一泊3万9000円っ!?
家族で一泊10万円近くするわけ????
悩んだ。
悩んで、悩んで、諦めかけ、でも、やっぱり行こう!と決心し、、、
やっぱムリ!ムリだから!
ゴールデンウィークからそんな心理状況を行ったり来たり、、
していたら、、妻がホテルを見つけてきたっ!

『リザンシーパークホテル谷茶ベイ』

家族で一泊3万3000円、朝食バイキング付き!
ブラボーっ!!!!!!!!
行く、行く、行ける、行ける、それなら問題なしっ!

てなわけで、妻にとって久しぶりの沖縄旅行。
あとは天気だ。
台風が来たらどうしよう、と心配していたが、来なかったぁーーーーーっ!!!

現地のヒトに聞いたら、
この季節に通常降るはずの雨の1割ぐらいしか降っていないらしい。
絶対に異常気象、温暖化のせいだ、と言っていた。
現地の農家の人達には申し訳ないが、リゾートへの旅行には完璧だ。

結局、私たちが行っていた4泊5日間、雨は降らず、曇りにすらならなかった。
きっと、妻の想いが天に届いたのだろう。

ホテル正面の海は、温かいを通りこし、熱すぎて入れなかった。
ほとんど生き物もいなかったので、
毎日、午前中は真栄田岬にスノーケリングに行った。

近所のプールにトモを連れていく。
1時間ほどすると飽きて、帰る、と言いだす。
真栄田岬でもそうならないか、イヤがらないか、それだけが心配だったが、
海の中を覗かせて、沢山の魚達を見つけて、ハマってくれた!
自宅の風呂場でゴーグルをつける練習した甲斐があった。

青の洞窟、最初は私がトモを無理やり連れていったが、
2回目以降は自分から、入る、入る、とやる気満々。
妻も久しぶりの沖縄の海でのスノーケリングを満喫。
シンも、下地島とはちょっと違う、久しぶりの真栄田岬に、
飽きることなく泳ぎまくった。

妻にスノーケリングさせてあげたいから、
私がトモを引いたり、押したりしながら連れて回った。
結果、シンは一人行動にならざるを得なかったが、
真栄田岬は潮の流れはなく安全なので、ほっといた。
そしたら、1時間も平気で帰ってこなかった。
イワシの子供の大群の中に潜水で突っ込んでいって遊んでいたようだった。
ずっとほっといても全く心配しないでいられるほど、シンが成長したのが嬉しかった。

去年まではシンはショートフィンを使っていた。
今年はそれを妻が使う。
ヤフオクで送料込み¥2400でTUSAの足ヒレSサイズを先日購入していた。
(街のダイビング屋さん)
シンは、去年まで私が使っていたゴーグルに曇り止めにツバをつけ、
ちょっと海水を入れて洗い、スノーケルの位置を自分でセッティングして、
自分で大人用の足ヒレをつけて、海に泳ぎだしていった。
たくましくなったなぁ〜。
一緒に泳いであげられなくて、ゴメンな。

私がトモの手を引き、泳いでいると、
トモはお母さんの方がいいので、私の手を振りほどく。
犬かきの足で自力でお母さんの所まで行き、手を握ったり、背中に乗ったり。
そんなシーンを水中カメラで撮影していると、そこへシンが合流。
スーパーで買ってきた沖縄のおフをちぎって魚の餌付けをした。
(沖縄のおふはパンのように水に溶けないし、油を含まないのでパンと違って自然に優しい)
妻の背中にトモが跨っていると、明らかに妻が苦しそうだから、
トモを妻から無理やり引き離そうとする。
トモは妻のスノーケルを掴んで抵抗。
妻は呼吸できず、さらに苦しそうになるので、マジで引き離しにかかり、
5mぐらい離して放置する。
すると、トモは余裕でゴーグル越しに海を覗く。
一人にしないで、とか、こっちに来て、とか、意志を伝えられないのか、
どーーでもいいのか・・・・、だったらお母さんの背中に乗るなっ、つーのっ!

そんなことを繰り返しながら、何時間も海を漂った。











青の洞窟の北側に、カヤックのツアー客が来る洞窟みたいな所がある。
そこに上陸して体を休めた。
トモはそこにある潮だまりで何十分も遊んだ。






大した潮だまりじゃないんだけど、水がとってもキレイで、
トモは言葉にならない独り言をしゃべりながら犬かきし続けた。
気がつくと、絶対に脱ぐな、と言っておいたライフジャケットを勝手に脱ぎ棄て、、、
私が別の潮だまりでシャコを追いかけていたら、、、
トモは潮だまりに飛び込み、、、沈んでいった、、、のを妻が目撃して、救った。。

危ない、危ない、危うく帰らぬヒトになるところだった。

トモが沈んでいくのを見て、妻は膝が震えたそうな。
トモもやっぱり怖かったようで、『溺れる』 という言葉をしっかり覚えた。

それから後、トモが一人でどこかへ行こうとした時、「溺れるよ」と一言言うと、
親の言うことを聞くようになった。

ちょっと前に 『迷子になるよ』 という言葉を覚え、地上で暴走しなくなったが、
今回は 『溺れるよ』 という言葉に、水辺で暴走しなくなってくれたので、
不幸中の幸い、とうことにしておこう。

午前中は真栄田岬、午後はホテルのプールで遊んだ。

ホテルが提供するバナナボートに家族4人で乗った。
トモが落ちないよう私がトモの後ろに座った。
トモ、海水が目に入り、とっても辛そうに見えたが、
「大丈夫?」 と聞くと、必死にしがみつきながら、目を閉じたまま「大丈夫」と答えた。
「楽しい?」 と聞くと、やっぱり必死にしがみつきながら、目を閉じたまま「楽しい」とつぶやいた。
その様子がおかしくて、私はゲラゲラ笑い転げたが、妻はトモが可哀想で仕方なかったようだった。
しまいには、余りの揺れに眠くなったようで、
「トモ!寝るな!頑張れっ!」 とみんなで声をかけた。
バナナボート、激走してくれ、とジェットスキーを運転するヒトに私が頼んだのだが、4才児に30分の乗船は長かったかなぁ。。

ホテルのバナナボート、左右に2本の黄色いボートがついてるタイプで、
左前シン、左後ろ妻、右前トモ、右後ろ私、で乗った。  ↓↓こんなヤツ↓↓

でも、バナナボートといえば、やっぱり1本型じゃないと!   ↓↓こんなヤツ↓↓

振り落とされてナンボでしょ。

次の日、トモに聞いた。
「もう一回バナナボートに乗ろうか?」
「ううん、のらない。」(トモ)
そっか、やっぱり、本当はイヤだったんだ!?と、妻も私も改めて大笑い。

1本型のバナナボートは、ホテルにはなかったので
ホテルのビーチで営業していた別の業者お願いした。
15分\2000 で、ホテルのバナナボートより安くてラッキー♪

ジェットスキーでガンガン引っ張ってもらうこと8分、バナナボートが岸に戻った。
何かトラブルかなぁ、と思ったら、時間だ、と言うではないか?!
そんなわけない。
私はダイバーズウォッチして時間を見てたから分かる。
そう説明したが、運転手は、いつもの15分の営業コースを走ったし、
経験と感覚で15分は分かる、と言う。
そんなハズない。あなた時計してないでしょ?ともう一押ししたら、
じゃあ、もう一度、バナナボートを出す、申し訳なかった、と謝罪。
今更バナナボートに乗る気分ではないし、、、
そうだ!シンをジェットスキーの後ろに乗せて走ってあげてくれ、と頼んだ。
そしたら、シンに運転させてあげよう、と言うではないか!?
本当っ!?そりゃあ、ありがたい。宜しくお願いします!

それから7分後、シンが戻ってきた。
目が輝いていた。
「あまりに興奮して、心臓がまだバクバクしてる!」(シン)
すぐにトモと妻が待つプールへ行き報告した。
バナナボートが沖から戻ってきた時、
ハヤッ!まだ15分経ってないやん?と妻も感じたそうだった。
もしかしたら、、、常習犯かなぁ〜〜。。
まぁ、シンが貴重な経験させてもらえたので、ヨシとしよう!

ホテル企画のサンセットクルーズに行った。
ルネッサンスリゾートホテルと違い、ホテルがボートを所有していなかったので、外注。
大人¥3000、子ども¥2000、合計1万円!
ウーーーーン。。。
でも、ホテル代で相当お金が浮いているので、ケチな私だがクルーズに行った。
そしたら、スゴーくいい感じの船長さんだった。
2階に運転席があったので当然2階に上がった。
船長席は長椅子で船長の隣が空いていたので、そこにトモを座らせた。
そしたら船長、自分用に買ったノンアルコールの6パックから、ビールを1本もぎ取り私にくれたっ!
トモが後ろのベンチに下がり、続いてシンが船長の隣に座り、、、
フと後ろを見ると、、、トモは寝ていた。。
もちろん、船を降りるまでトモが目を覚ますことはなかった。
¥2000も払ったのにぃーーーーっ!! フゥ〜〜。。
船長が言った。 「大物になるよ。」
私はなんて小物なんだぁぁああーーーーーーっ!!!!!!

あっという間に4泊5日の沖縄旅行は終わった。
遊び過ぎて、グッタリ。。
でも、楽しかったぞぉーーーっ!!

また来るぞ! リザンシーパークホテル谷茶ベイ!



2013.08.17

友人のM氏家族に、日本海のとある海へ連れて行ってもらった。
もちろん、魚突きのため。

日本海方面への旅行には行ったことがあるが、海に入るのは初めて。
きっと綺麗なんだろうなぁ、と期待に胸を膨らまし、
現地に到着したら、、、
やっぱり透明度が高くて、とっても綺麗だった!

今日は、先日購入した本格的な手モリをテストする日。
釣具屋に並べてあるモリが何十本も買える程の値段の代物。
どんだけ性能が優れてるんだろう?
ドキドキしながら海に入った。

いるいる、お魚、ウジャウジャ!
そこらじゅうの岩の底の方を探り、根魚を探した。
でっかいガシラが、のんびり漂っている光景に大興奮。
最初は新しいモリが細いせいか慣れず、使いにくい、とさえ感じたが、
すぐに慣れ、ガシガシ、でかいガシラを突いた。


ラッキーなことに海底を移動中のタコを発見。
もちろん、モリで一撃、捕獲に成功!
(残念ながら、写真を撮るのを忘れてしまった。)

完璧に魚突きにハマった私。

また行くぞ! 日本海!



2013.08.22

再び友人のM氏家族と日本海へ行った。

前回、根魚のガシラを突きまくったが、あいつら泳いでない。
ホバリングしてるか、岩の上に乗ってジッとしている。
そんなヤツらを突いてもオモロない!と、泳いでる魚も突けるモリを購入した。
今日は、そのモリのテストをする日だ。

前回より透明度が低く、海面から泳いでる魚を探すことができず、何度も潜った。
意外といない大型の泳いでる魚。
それでも根気良く何度も潜り、
海底に沈んだテトラポットの近くにようやく2匹の大きめな魚を発見。
銀色と黒の縦縞が入った薄っぺらい魚だ。
ちょっと見キレイなので熱帯魚?とも思ったけど、こんなとこにいるわけない。
こいつは何て魚だ?食えるのか?
えぇーーい、、大きめなお魚、オマエしか見つけられなかったから、
突いちゃえっ!
海の魚で食べられない確立の方が低いはず。

新しいモリの射程距離が分からず、何回か外し、そいつは逃げたが、
待ってると、また同じ所に戻ってきたので、またモリを発射。
でも、また外し、を何度となく繰り返し、ようやく1匹ゲット!!
魚って、海中では大きく見えるのに、水上に持ち上げると意外と小さい。
なんだよ、、、30cm はないか。。。

銀と黒のストライプ魚を連れて帰ったら、M氏の奥さんが教えてくれた。
石鯛、というのだそうで、食べると美味しい、と、、、、
ヤッタァァーーーー!!!!
これ食べれるんだ? しかもタイ?
ようやくテンションが上がった私。

それから何時間も泳いだが、大きめなお魚を見つけることができなかった。
仕方なく、アイナメ(キジハタ)にターゲットを絞ったが、
潜り続けて数時間、疲れすぎてモリを打っても外してばかり。
ようやく、なんとか1匹の捕獲に成功。

今日はこれでオシマイ。。

また来るぞっ! 日本海!





2013.08.26

今日は一人で日本海へ行った。
先日とは別の場所、M氏に教えて貰った誰もいない釣り場にレッツゴーっ!

運良く3時半に目が覚めたので、5時に出発し、
8時には着替えて海に入る準備完了!

私が出入りする岩場に、小型だが赤い触手を4本持つクラゲの大群がいた。
なんかヤバそうな雰囲気だったが、岩場の形状から、
その場所以外に出入りできる場所がなかったので、頑張ったけど、
長袖、長ズボンに覆われていない顔にかすった?時、2回、激痛が走ったので、
やっぱりヤバイ連中だったようだ。
(帰宅後調べたら、アンドンクラゲだった。)


そんなクラゲ達にもめげず、海に何度も入ったけど、
大きめなお魚はほとんど見かけなかった。
小さい魚の群れも、あまりいなかった。
大雨の後で、潮の状態が悪くてたまたまいなかったのか、
普段からあまりいない場所なのか、は分からない。

仕方ないので大きめのアイナメ、ベラ、イカの赤ちゃんを突いて、
その場所を昼過ぎにあとにした。




場所を移動。
ここにも魚が少なかったら帰ろう、と考えていた矢先、
見たこともない真っ黒い岩のような魚を発見。
なんじゃ、これっ?
モリで突いたものの、背ビレに毒がありそうな雰囲気なので、
モリに刺したまま岸に揚げ、クーラーBOXに放り込んだ。
モリから外す時、背ビレのトゲが指に刺さり、
その後30分ほど痛みが続いたので、毒はあったのかもしれない。

既に大型の泳ぐ魚は諦めていたので、大きめの根魚にターゲットを絞っていた。
湾の崖に沿って泳いでいくと、小さい魚の群れが至るところにいるではないかっ!
この湾、期待できそうな雰囲気。

透明度も比較的高く、水面から海底 10m ちょっとまでは見えていた。
何度も潜っては魚を突き、小型の魚たちを捕獲した。

残念なことに、大きめの魚2匹に逃げられてしまった。
でかいアイナメ、刺したけど、岩の下から引きずり出そうと引っ張った時に
モリ先のパラライザーが抜けてしまった。
前回と同じサイズのイシダイを突くことに成功し手元まできたけど、
モリ先がホオに刺さり、ストリンガー(目グシ)がエラから口に通らず、
魚をモリ先からズラしてストリンガーに通そうとした所で逃げられた。
アッという間に海底の岩の下に隠れ、二度と出てこなかった。

恐らく50cmは超えるであろうタイにも遭遇した。
私がヤツに気がついた時、既にヤツは逃げ始めていたので、
モリを構える体勢にすら入れなかった。

朝8時からほとんど休憩せずに泳いだり潜ったりを続け、疲れ果て、
集中力に欠けて容易に突けるはずのガシラも逃すようになったので、
ボチボチ帰ろうかな、と思い始めていたが、大型の魚を突けておらず、
不完全燃焼でなかなか海を上がれなかった。

↓↓左から2番目の魚が真っ黒い岩のような魚でウロコがない↓↓





それでも、もう無理、と岸に向かって泳ぎだした所でエイに遭遇した。
砂地の海底に沈んで張りついていたから、発見はあまりにも容易だった。
エイって、食べれるのかな?
エイヒレ、っていうぐらいだから、食べれるんじゃないのか?
シンがエイには毒があるって言ってたっけ。
尻尾に注意すればいいんだよな。
ヨォーーーシ、、、こいつを突いて終わりにしようっ!

モリを構えて、、、エイの真上に移動し、、、息を整え、、、
音をたてないように上半身をくの字に曲げて、、、垂直に降下。
息を止めて、、、途中で足ヒレも止め、、、
ウェートの重さでゆっくり沈みながら接近し、、、
ここだっ!というところでゴムを離した。
エイの目のちょっと下のほぼど真ん中に、ズドッとモリが刺さった。
モリが刺さる瞬間までエイは微動だにしなかったので、
私に全く気がつかなかったのだろう。

小型のエイ、恐らく赤ちゃんだったが大満足。
しっぽに触らないよう、モリの先端に串刺し状態で岸まで泳ぎ、海を上がった。




体を拭いて着替えて、後片付け。

靴を履こうとして異変に気がついた。
長年、履いてきた靴のゴム底が崩壊してるっ!
先日、メリルのカメレオンを購入したイオンの靴屋で、
記憶にないほどずっとずっと以前、5000円だったのを2500円で購入した、
サンダル替わりに素足で履き続けたお気に入り革靴。
2年前からあまりの汚さに何度か捨てようと思ったが、
愛着があって今日まで捨てれずにいたのだ。
履くのは本当に今日で最後にしよう。。
ゴム底を外して、糸を切って、革だけにして、使える部分はとっておこう。




帰宅の準備を終え、日本海を後にしたのは16:00。
疲れたけど、楽しい一日だった。


帰宅後、小型の魚達はウロコと内臓をを取って
クッキングペーパーに包んで電子レンジでチン。
ポン酢をちょっとかけて食べてむたら激ウマ!
半分以上、シンに食べられてしまった。

そうそう、我が家では魚を焼いて食べる時、私の分だけは焼かずに、
クッキングペーパーに包んで電子レンジでチンして食べる。
焼くとせっかくの脂が落ちてしまい、脂っこさが抜けて美味しくないのだ。
サンマを焼いて、レモンをかけたり、大根じょうゆで食す妻にとっては
信じ難い調理法で、気持ち悪がるけど、私はこの方法が一番好きだ。

獲ったエイはシンの図鑑を見る限りアカエイのようだ。
やはり尻尾に毒がある。
iPad でエイの調理法を調べたら、沢山レシピがヒットした。

ミリンと醤油で煮付ける方法が簡単そうだったので、次の日に自分で調理した。

レシピ
エイ 500g
ショウガ2片 薄切りにして投入
酒 100cc
みりん 100cc
しょうゆ 100cc
水 120cc
ミツカン穀物酢 大さじ4
砂糖 小さじ 2
茹で時間 20分

エイの体重測定をしたら、実際には 230g だった。




なるほど、なるほど、、、
レシピの半分で良いはずだが、フライパンで姿煮にしたい。
液の中で泳いでる感を出したいので、、、4倍で作ろう。

ってなわけで、酒、みりん、しょうゆを 200cc 、水 240cc の溶液を作り、
煮立ってからエイを投入。
カメラはどこに置いたっけ、、、あった、あった、、、
さぁ、写真を撮ろう!
ゲッ!?
エイヒレがクルリンこしてるっ!?



ガビィーーーーーン。。。。
これじゃあ泳いでる雰囲気にならないじゃん。
ショボーーン、だ。
そっか、溶液を煮立たせる前にエイを投入して写真を撮り、
一回エイを出してから煮立てて、再投入、
というステップを踏まなきゃいけなかったのね。
次にエイを獲ったら、気をつけなくっちゃ。

目のついてる背中がずっと上だと、背中に味が染み込まないかも、なので、
写真撮影も終わったことだし、崩れないようにソォーーーッと引っくり返した。

エイが背泳ぎしてるっ!!!



スゲー、スゲー!
背泳ぎしてるエイを見たことあるの、きっと私しかいないはず。。

エイヒレがクルリンこして面積が減り、大きいフライパンの必要がなくなった。
で、小さいフライパンに移した。





20分経ち、火を消した。

でっきあっがり〜♪



どんな味か、食感はどうか、恐る恐る食べてみたら、、、美味しいっ!
あ、味付け、ちょっと濃かったな。
最初に左側の体を食べて、、


続いて右側。


下から攻めて、、


最後に目玉のある頭の部分を口に放りこんだ。


軟骨っぽいものもあったが、全て食べることができた。

次にエイを獲ったら、もう少し薄味で頂こう。

次の日、、
例の黒い岩のような魚、煮つけて食べたら絶品だった!