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作り方



木彫

必要な工具 : ハンドドリル、のこぎり、のみ、彫刻刀、やすり(荒、中、細)、サンドペーパー

木彫は一般的にのみや彫刻刀を使って「削る」ものと考えられがちですが、より3次元的な物体を作る際は大量の木を削り出す必要があり大変です。とくに密度の高い硬い木を削る場合、のみを使いにくいことがあります。不必要な部分は直径 1cm 以上の手回しドリルや、のこぎりを使って、「掘る」「切る」する方が簡単です。ただしあまり細かい部分に太すぎるドリルを使うと割れることがあります。また急ぎすぎて必要な部分までのこぎりで切り落としてしまうこともありますので要注意!(私も何度も失敗しました)
写真の作品は全て #1000 程度のペーパーで仕上げただけで塗料は使用していません。
硬い木を使うことの利点はペーパーで仕上げた後、布で拭くだけで光沢をもつことです。
残念ながら私のように自己流で作るものにとって、のみややすりをきちんと研ぐことはできませんし、研いでも安物を使っているとすぐ刃がかけます。のみや彫刻等の代わりに、邪道かもしれませんが木工用ではなく鉄工用のやすりで少しづつ削ると失敗せず楽ですよ。やすり刃に削った木が詰まりやすいので、金ブラシで落としてください。また安物のかんなの刃は比較的刃こぼれしにくく、刃物自体が重いので硬い木も削りやすく感じます。かんなから刃を取り外し、手のひらで包み込むように使ってみてください。
鉄工用細目やすりで仕上げたら、あとはサンドペーパーの荒いものから細かいものへ。最後に布で磨いて出来上がりです。是非試してみて下さい。



手作りナイフ

必要な工具 : やすり(荒、中、細)、サンドペーパー、10cm グラインダーがあると便利

初めて手作りナイフを作ってみました。硬い木を削るのと同じ要領でできるだろうと考え、とりあえず鉄工用やすりで削ってみましたが、鉄は非常に硬かったです。しかし、やはり要領は一緒でした。木彫がつくれれば手作りナイフも作れます。ただ硬さが違うだけ。みなさん、試してみてはいかがですか?
東急ハンズに手作りナイフのコーナーがありますが、店員さんに詳しく工程を聞きました。
要約すると;
1. ナイフ用の鋼材を買う(ハンズ、「菊秀」)
2. やすりで削りサンドペーパー(#400 まで)で仕上げる
3. 業者に焼きを入れてもらう(ハンズ、「菊秀」)
4. さらにサンドペーパー(#400 から)で仕上げる
5. 研磨する
初めての方は手作りナイフ用のキットがあるので、それで1本作ってみてはいかがでしょうか?
鋼材は四角い棒なので、それを鉄工用やすりのみを使って刃物の形にするのは大変です。
安売りの時 4000円程度で 10cm グラインダーが買えますので、それを固定する台を木の板と金具で作ると便利です。金属を削る際火花が飛びますので必ずゴーグルをつけましょう。私は、焼けた鉄の粉が白目に入り、黒い点ができてしまいました。数ヶ月で消えましたが数週間は痛かったです。また耳栓があると静かですョ。他人はうるさいでしょうけど・・・・ マスクをしないと鼻の中が鉄粉で真っ黒になります。それでもグラインダーはあると便利です。おおまかな形まで切ったり削ったりできますし、研磨する工程でも使えます。
研磨には「バフ」と呼ばれる布の円盤がありますので、それをグラインダーに取り付けます。
バフに研磨剤「青棒」をつけて磨けばピカピカになり、ペーパーがけが丁寧であればいわゆる「鏡面仕上げ」を素人でもある程度はできます。