いつ有酸素運動をすれば、最も脂肪が燃える?
ジョギング、自転車、ウォーキング、水泳などの有酸素運動は、
開始して 20〜40分 しないと脂肪を燃やし始めない、とよく言われます。
体が脂肪を燃やす前に、炭水化物を燃やすからです。
血液中、筋肉中、肝臓などに炭水化物はグリコーゲンとして蓄えられています。
分かりやすく言えば、体内のグリコーゲンを燃やし終われば、脂肪の燃焼が開始されるのです。
それまでに個人差はありますが、20〜40分かかってしまうのです。
しかし、運動をあまりしたことの無い人は、20分も動いたら疲れてしまいます。
60分も運動する、となるとイヤになってしまいますよね。
そこで、体内に最もグリコーゲンがない時間に運動すれば良いのです。
Breakfast と呼ばれるように、朝食は Fast(断食)を
Break(止める)するもの。
夜、寝てる間食べることができないため、体は体内のグリコーゲンを使います。
したがって、朝が最も血液中のグリコーゲンが少ないことになります。
それはイコール、血糖値が最も低い、ということです。
朝起きたら、朝食を摂る前に有酸素運動をしましょう。
また、コーヒーに含まれるカフェインは、脂肪の燃焼を促進します。
温かい飲み物より冷たい飲み物の方が早く胃を通過するので、
それだけ早くカフェインが血液中に吸収されます。 空腹であることも吸収を早めます。
体内のグリコーゲンを最小限に保ちたいわけですから、コーヒーに砂糖やミルクを入れてはいけません。
目が覚めたらアイス・コーヒーを飲み、柔軟体操をして、カフェインが血中に吸収されるのを待ち、
Fast Walking、早歩きを始めましょう。
私は、その後体が温まってからジョギングすることにしています。
みなさんも是非試してみてください。