新郎・新婦の入場


さて、急いで会場に入り、あらかじめ決めておいたポジションにカメラをセットします。
バッテリー、テープ残量、大丈夫か確認しましょう。
ここで、全員着席している風景を、パーンしながらサッと撮っておいてもいいでしょう。
パーンの最後で、マニュアルで司会者までの距離のピントをセットし、
そのままズームで司会者まで寄っていくのもいいですし、
自身のない人はパーンして全体の風景を撮ってから一旦ビデオを停止し、
司会者に寄ってピントを合わせてから、丁度話し出す瞬間に録画を開始してもかまいません。

司会者が自己紹介をし、ご両家について軽く話したら、すぐに新郎・新婦が入場してきます。
入場の案内があったら、ゆっくり引いて入り口の方にパーンしてもいいですし、
一旦停止してから入り口に寄って、再度録画をスタートしてもいいでしょう。
ただ、撮り損ねないように工夫してください。

あらかじめ入場のコースを聞いておき、入場の経路上に三脚を立ててはいけません。

司会者のズームから引いてパーンし、入り口に寄る際は、
マニュアルでドアまでの距離をセットしてからズームしましょう。
ドアが開き、新郎・新婦にピントが合っている方が見ていてきれいです。
媒酌人も含めた4人で、又は新郎・新婦の2人をパーンで追いながら、
近づいてくると被写体が大きくなるので引きながら4人又は2人を画面内に収めます。
和服の場合、新婦は早く歩けません。
新郎がサッサッと歩くと、2人の距離が離れすぎることもあるでしょう。
そんなときは、新郎が気がついてゆっくり歩き、2人の距離が狭まるまで、新婦をアップで撮ればいいでしょう。

近づいてくる被写体にマニュアルでピントを合わせるのは難しいです。
オートが正確ならオートでもいいです。
入り口でアップのカットは撮れているので、引いたままパーンで2人を追ってもいいと思います。
その後、ひな壇までの距離をマニュアルでセットし、
新郎・新婦、媒酌人がひな壇に近づいてから寄っていってもいいでしょう。
三脚を置く位置が4人の通る通路に近すぎて、
Max 引いても1人しか画面に入らないなら、それでもかまいません。
パーンがギクシャクしないように細心の注意を払います。

4人がひな壇についたら、4人が立ったまま挨拶し、その後着席するまでの様子をカメラを固定して撮ります。
そしてカット! ここまでは完璧です!

Next Page    Top Page