受け付け 〜 お客さんが会場に入るまで
受け付けでは、ご両家の看板を1カット、撮っておきます。(約10秒)
引いてそのままでもいいですし、
ご両家の名前のみをアップで撮って、そのあと引きながら看板全体を写してもいいでしょう。
その後、新郎、新婦サイドの受け付けを、それぞれ別々に、また一緒に全員で撮ります。
ビデオでズームを頻繁に使ったり、左右、上下に動かすなど、無駄な動きは後で見ると疲れます。
誰か字のうまそうな人を見つけます。 サインペンより筆ペン、筆ペンより筆を選ぶ人などを選びます。
名前を署名するとき手元に寄り、字を書き出す瞬間を撮り、ゆっくり引いて上半身のカットで一旦静止、
その後字を書いている人と受け付けが写るまで引き、ご祝儀を渡す瞬間まで撮ります。
これで1カットです。
いろいろな角度から受け付けにくるお客さんを、新郎サイド、新婦サイド、撮影します。
その他、控え室で待っている友人、親戚、歓談シーンを1人ずつ、あるいは複数で、5〜15秒ずつ撮ります。
全体の風景を撮るためにパーンするのもいいでしょう。
受け付けは新郎、新婦のごく親しい友人がしている場合が多いです。
恥ずかしがらずに、他の友人に声をかけて受け付けに集まってもらい、みんなで撮影するのもいいアイデアです。
介添え人とともに新郎、新婦が来たら、最初は座らせるでしょうから、座っている2人だけのカットを撮ります。
介添え人は、ツーショットが撮れるチャンスを必ず作ってくれます。
ここは気合を入れて撮影します。
新婦の持っている花や、着物の絵柄、紋章、帯び、どこかにズームで寄り録画開始。
アップで3秒ほど経過したら、ゆっくり引きます。
なめるようにカメラを上斜め左に傾けながらズームアウトし、2人の上半身のツーショットを、
その後カメラを下に傾けながらさらに引き、2人の全身のツーショットにし、5秒ほど静止、そしてカット!
これでバッチリです。
あとは友人やご両親、親族と挨拶したり、会話しているカットを撮ります。
みんなで記念撮影している光景なども、いいワンシーンになるでしょう。
ご両家の親族はまんべんなく、平等に撮影し、新郎と新婦では新婦の方を重点的に撮影します。
やはり、披露宴の主役は新婦です。 撮りすぎることはありません。
お客さんが会場に入場する前、介添え人は新郎・新婦、ご両親、媒酌人の6人を一列に並べます。
新郎・新婦の2人で、媒酌人も入れ4人で、全員で、ご両親2人ずつ、など、5〜10秒ずつ撮っておきましょう。
このとき時間がかかり過ぎると、介添え人や会場の人たちに迷惑をかけます。
テキパキと、手短に。
後で編集ができるのなら、お客さん全員入場した後、若干時間を作ってくれることもありますので、
撮り残したら、その時撮ってもいいでしょう。
お客さんが挨拶、握手をしながら会場に入場していくシーンを何カットか撮っておきます。
正面からばかりでなく、会場の入り口サイドから斜めに全員で、その反対側からも。
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